内容説明
「一生懸命働いたから、あとはゆっくり楽しもう」を実行した著者が、サラリーマンにもできる“ゆったり海外生活”の実践法を伝授。自分にあった国や土地の見つけ方、安い航空券・良い滞在施設を確保する手段、趣味の楽しみ方、そして、肝心なお金の手当。準備は早くはじめるほど有利だ。
目次
序章 優雅なリタイア生活のために
第1章 「巨泉する」―あなたもできる年金で海外暮らし
第2章 自分に合った土地を探せ
第3章 ボクの結論―お勧めの国・地域
第4章 実践 ボクのセミ・リタイア生活―日日是好日
第5章 人も歩けば
終章 後半生は日本を飛び出せ
著者等紹介
大橋巨泉[オオハシキョセン]
本名・克巳、巨泉は俳号。1934年東京・両国生まれ。早稲田大学新聞学科中退。ジャズ評論家、放送作家を経て、1965年「11PM」でタレント生活に入り、「巨泉のこんなモノいらない!?」「クイズダービー」「世界まるごとHOWマッチ」など企画・立案からかかわり高視聴率番組を送り出す。1973年からカナダ、オーストラリア、ニュージーランドで土産物店「OKギフトショップ」を経営。1990年56歳でセミリタイア宣言。2001年7月の参議院選挙に民主党から立候補し当選。2002年1月議員を辞職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Eiji
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いつか、出来れば早くにセミリタイアして余生を過ごしたいと考えているのだが、自分の性格的に、田舎に引っ込んでずっと住むイメージが沸かない。かと言って、今のような暮らし方をするつもりもないし。という訳で、ここに紹介されている、ショートステイで各地を転々とするライフスタイルは、なかなか魅力的で、自分の性格にも合いそう。ただ、やっぱり老後の貯蓄をしっかり考えないと厳しいだろうな。あと健康にも留意せねば。 2006/04/30
Happy
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司会と言えば大橋巨泉と言う時代を知っている私。ケアンズやゴールドコーストで実際「OKショップ」を見て「海外に来ても日本語で買い物したい人には嬉しい場所だよね」と思っていた。ユニークなお土産もあったし。彼がセミリタイアして海外と行き来していた話も知っていたが、今回じっくり読んで「良い人生を送ったんだな」と羨ましくなった。彼がこの本を書いた頃より世界情勢はどんどん悪くなり、テロの恐怖が広がった。これから海外長期滞在を楽しみたいと思っていた矢先の私たち。気軽に海外に行けた時代がうらやましい!!2016/08/11