内容説明
期待のホープ同士の対決に、剣道ファンが注視する全日本学生剣道大会の決勝戦で武南大の副将が殺された。眼の壁の密室の中で誰が?『剣の道殺人事件』。ニューヨークでVIPを乗せた旅客機が墜落。モスクワではパイプラインが爆発。米ソ冷戦の復活を狙う巨大な陰謀、その正体は?『フェニックスの弔鐘』。
著者等紹介
鳥羽亮[トバリョウ]
1946年8月31日埼玉県生まれ。埼玉大学教育学部卒。小学校教員を経て、’90年『剣の道殺人事件』で第36回江戸川乱歩賞を受賞
阿部陽一[アベヨウイチ]
1960年徳島県生まれ。学習院大学法学部卒。日本経済新聞社に入社後、整理部、雑誌出版部などに勤務。’90年に前年の最終候補作『クレムリンの道化師』に続いて応募した『フェニックスの弔鐘』で第36回江戸川乱歩賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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通りすがりのブッカー
1
【フェニックスの弔鐘】かなり作り込まれた歴史ミステリー。重厚すぎて、二度くらい読まないと駄目なところある。東西にドイツがわかれていた時代、謀略によって内線状態に。かなり強引だが、興奮させられる。KGB、GRUの暗躍。大風呂敷はアメリカまで達してFBI、CIAも登場。人物多すぎ。あと、国家の前線部隊と連絡がとれなくなるというのも、おかしい。でも、大作です。楽しめます。2012/12/13
射手座の天使あきちゃん
1
【フェニックスの弔鐘】1993年に書かれたのに 9.11を思わせるようなストーリ展開に脱帽、参りました!! m(_ _)m 【剣の道・・・】ノーコメントです、評価のしょうが・・・ <(^_^;