講談社文庫
永遠の不服従のために

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  • サイズ 文庫判/ページ数 282p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062750851
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

戦争、テロ、強者への服従―醜悪で野蛮な世界をもたらしたものの正体は何か。ブッシュとコイズミの本質を暴き、ジャーナリズムの堕落を面罵、この国の暗部を照射する。丸山真男、フーコー、宮沢賢治らを引き合いに、愚かな時代を生きるための「抵抗」術を、孤高の知性が輝きを放つ言葉で綴る、闘いの書。

目次

裏切りの季節
わあがあよおはー
国家の貌
業さらし
ストラスブールの出来事
二重思考
不敬
コヤニスカッティ
ブタ
善魔
非道
国家
社説
第五列

加担
堕落
奈落
カブール
戦争
糞バエ
チョムスキー
有事法制
クーデター
Kよ
幻像
センシティブ・プラント
でたらめ
カンゾウ
抵抗
仏桑華
オペラ
一知トン爆弾
仮構

著者等紹介

辺見庸[ヘンミヨウ]
1944年宮城県生まれ。早稲田大学文学部卒業。’70年共同通信社に入社し、’96年まで在籍。その間、北京特派員、ハノイ支局長、編集委員などを歴任し、’78年には中国報道により日本新聞協会賞を受賞する。また、小説も書き始め、’91年「自動起床装置」で第105回芥川賞を受賞、’94年にはルポルタージュ『もの食う人びと』で第16回講談社ノンフィクション賞を受賞する
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