出版社内容情報
美しい謎が去来する永遠の島を目指して
太古の森をいだく島へ――学生時代の同窓生だった男女四人は、俗世と隔絶された目的地を目指す。過去を取り戻す旅は、ある夜を境に消息を絶った共通の知人、梶原憂理(ゆうり)を浮かび上がらせる。あまりにも美しかった女の影は、十数年を経た今でも各人の胸に深く刻み込まれていた。「美しい謎」に満ちた切ない物語。
第一部 利枝子
第二部 彰彦
恩田 陸[オンダ リク]
著・文・その他
内容説明
太古の森をいだく島へ―学生時代の同窓生だった男女四人は、俗世と隔絶された目的地を目指す。過去を取り戻す旅は、ある夜を境に消息を絶った共通の知人、梶原憂理を浮かび上がらせる。あまりにも美しかった女の影は、十数年を経た今でも各人の胸に深く刻み込まれていた。「美しい謎」に満ちた切ない物語。
著者等紹介
恩田陸[オンダリク]
1964年宮城県生まれ。第3回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作となった『六番目の小夜子』で’92年にデビュー。’05年『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞と第2回本屋大賞を受賞。ミステリー、ホラー、SF、ファンタジーなど、あらゆるジャンルで活躍し、物語の圧倒的な魅力を読む者に与えてくれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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