出版社内容情報
内容説明
窓の外にあやしげな景色がうつり、見知らぬ声が蘭によびかけてきた。その声にさそわれるように疾風村をおとずれた蘭、留衣、翠のまわりでおこる数々の不思議。そして、この村で見つかった、まぼろしの草「エマヒクサ」の謎を追う翠にせまる危機。蘭は翠のピンチを救うことができるか…。超能力少女「蘭」とユニークな仲間たちが大活躍するSFライト・ミステリー、待望の第二弾!小学上級から。
著者等紹介
あさのあつこ[アサノアツコ]
1954年、岡山県に生まれる。青山学院大学文学部卒業。『バッテリー』(教育画劇)で第35回野間児童文芸賞受賞。日本児童文学者協会会員、全国児童文学同人誌連絡会「季節風」同人
塚越文雄[ツカゴシフミオ]
1967年、群馬県に生まれる。東京デザイナー学院卒業後、本や雑誌のさし絵などで活躍中。「童画グループほっぷ」会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nliey
3
初めて読んだけど大好きな物語です。シリーズは何冊か読んだことがあったけどどれもピンとこずそれっきりでした。たぶん翠や留衣、そしてそれを受け入れている蘭というそれぞれのキャラクターが苦手だったんじゃないかな。それが今回、見事に「好き」に変わりました。七章以降、本当に良かった。一巻で登場したあの人や、事件の真相など…蘭が大切だと思うことにちゃんと意味があったようで、安心しました。人間は危うく難しいけど必ずしもそれだけじゃないもんね。 蘭と翠の漫才、そして謎解きがとても楽しかったです。ありがとうございました!2014/12/01
ゆきだるま
2
今回もテレパシーと翠の恋愛話が面白い。2011/10/24
食パン
1
小52019/02/07
かりんとー
1
「あの人」再登場。もしかして共闘するのか?2015/01/03
しのさん
0
テレパシーを持つ中学生の謎解き物語。どこかで読んだような気がする。2012/03/17