内容説明
泥沼化する日本のデフレ経済、いまだ政界にはびこるムネオ的癒着、平気で事故を隠蔽し擬装する大企業。呆きれはてて物が言えない。国民をバカにするのもいいかげんにしろ。痛みを感じない政官財の厚顔無恥！これ以上、日本をダメにしないため、実名をあげて一刀両断。
目次
ハト派が退き、タカ派が叫ぶいまの日本の政治状況は異常だ！
上のほうにばかり目が向く“ヒラメ官僚”の典型、大蔵ＯＢの異常識ぶり
津川雅彦よ、「日本人の美しさ」は東条英機より叔母・沢村貞子にこそ
太宰治、三島由紀夫―江藤淳と交わした憲法論議を「桜桃忌」に思う
参院選の争点は「いやか」―その心は戦、役人、そしてカネ
「電話盗聴」の乱用を許す組織的犯罪対策法の落とし穴
状況に身を任せる菅直人より中村“紋次郎”に期待できる理由
全く反省なき大蔵キャリアにしてこの厚顔無恥のノンキャリアあり
「小淵首相」誕生で痛感させられる“日本のおんぶオバケ”の罪
「腹が立ってボケられん」―八十八歳わが師・久野収の未だ衰えぬ舌鋒〔ほか〕
著者等紹介
佐高信［サタカマコト］
１９４５年山形県酒田市生まれ。慶応義塾大学法学部卒業。高校教師、経済誌編集長を経て評論家
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