講談社文庫<br> QED―百人一首の呪

個数:
電子版価格
¥902
  • 電書あり

講談社文庫
QED―百人一首の呪

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月26日 23時02分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 520p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062736077
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

百人一首カルタのコレクターとして有名な、会社社長・真榊大陸が自宅で惨殺された。一枚の札を握りしめて…。関係者は皆アリバイがあり、事件は一見、不可能犯罪かと思われた。だが、博覧強記の薬剤師・桑原崇が百人一首に仕掛けられた謎を解いたとき、戦慄の真相が明らかに!?第9回メフィスト賞受賞作。

著者等紹介

高田崇史[タカダタカフミ]
昭和33年東京都生まれ。明治薬科大学卒。『QED―百人一首の呪』で第9回メフィスト賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

403
あまり興味を持てずに手に取ることのなかったシリーズ。ここにきて急に、無性に読みたくなった。メフィスト賞作品らしい異様な熱量のこもった作品で、その熱量が申し訳程度にミステリの皮を被って体裁を整えているが、百人一首の考証と殺人事件が有機的融合を果たすことはなく、それぞれが並走したまま、たまに連結箇所があるかな?くらいの関連性なのもいかにもメフィスト。大陸の子供や秘書の住まいに関する謎はない方が良かった。アレのせいで事件の全容を百人一首でまとめきれずに散漫になってしまっただけな気がする。2021/09/06

ちなぽむ and ぽむの助 @ 休止中

134
読んだ印象をひと言で言うと、"百人一首新説披露 ドキッ殺人もあるよ♪"って感じかな( * ॑˘ ॑* )殺人事件のあまりのついで感が面白いです。 百人一首は中学の頃大会があって、友だちと半分こして暗記頑張った懐かしい思い出。和歌の良しあしは分かりませんが、夏来にけらし、とかしのぶもぢずり、とかからくれないに水くくるとは、とかとにかくことばの美しい響きにうっとり。唱えてある新説は正直納得!とまでは行かなかったけれど、百人一首をお正月にやること自体が神事だったのでは、という説はとても好きです。続編も楽しみ♡2020/12/22

nobby

106
以前より気になっていたシリーズ。古文は大嫌いで百人一首もほぼ覚えていない、日本史は好きな自分は楽しめた(笑)古文要素へのこまめな解説と文化史で覚えた人名の登場が嬉しい。それにしても百人一首にそんな謎解き要素があったとは!?殺人事件解明を借りて歴史解釈に重きを置いた手法に惹かれた。さすがシリーズ物だけあってキャラの個性も十分。重い作品の合間にアクセントとして読んでいくと丁度よい感じ。2014/04/02

chantal(シャンタール)

101
【愛のQED】小学生の頃から百人一首が大好きで、学校での百人一首大会もいつもブッチギリで優勝していた私。定家の暗号説なども昔から語られており、歴史ミステリー系の物が大好きな私にとってはとにかく面白かった!殺人事件は置いといて、百人一首!前から似たような言葉が多いなあとか、西行のもっといい歌あるのに、等と思っていたが、そうか、こんな壮大な仕組みがあったとは!もし自分でこんな仕組みに気づいてしまったら、どれだけ興奮する事か!作家の高田さんは京極先生のファンだそうだが、そうだろうともさと言う作風。続きが楽しみ!2020/11/26

aquamarine

86
殺された会社社長が握りしめていた百人一首の札。容疑者にすべてアリバイがあるその事件を解く、という分類としてはミステリです。でも、聞いていた通り、途中から長々と百人一首についての考察が続きます。もともと百人一首自体は好きなので、途中から殺人事件などすっかり忘れて百人一首の本を読んでいるように夢中になりました。作者が論文を発表する代わりに本のなかで発表したように感じます。事件の謎解きは、それに比べるとほとんど残らなかったのでミステリとしては…?。この後、シリーズ19冊あるけれど興味のある所だけ何冊か、かな。2017/01/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/558618
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。