講談社文庫<br> Piss(ピス)

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講談社文庫
Piss(ピス)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 232p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784062735582
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

あたしはボーイフレンドの伸ちゃんと一緒に小料理屋を持ちたい。もし夢が叶ったら嬉しい…そんな想いを胸に秘めて、見知らぬ男たちに性を売り、おしっこまで飲ませるみゆきの心が、次第に壊れていく―。リアルな表現で発表時に話題を呼んだ表題作など、狂気を孕んだ「愛」と「性」を描いた六つの作品集。

著者等紹介

室井佑月[ムロイユズキ]
1970年青森県生まれ。モデル、女優、レースクイーン、銀座ホステスなど様々な職業を経て’97年、「小説新潮」の「読者による性の小説」に入選し、作家デビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぷっくん

54
前回読んだドラゴンフライが面白かったので短編集読んでみました☆室井さんの本は好き嫌いがはっきり分かれると思います!はっきり言って全てエロが入ってます、でも独特な描き方をする作家さんだと思います☆ 内容の全くない話もあれば、読んだ後、なんか淋しさが残る物も…あと狂気的なイタイ人達を表現されるのも上手いなぁと思います☆なかなか面白かった^_^2015/12/19

背番号10@せばてん。

28
2003年7月23日読了。表紙は(多分おそらく)作者のセクシーショット。あらすじは忘却の彼方ですが「内容は表紙よりもさらにエロ…」という記憶だけは鮮明に。 (表紙目当てに、購入したわけではありません。念のため…)2003/07/23

koguma

28
初読み作家さん。この表紙はご本人? 短編集だったが、どの話も、狂気と官能と絶望がないまぜになったような、それはそれは濃いものだった。こういう官能ミステリーぽい話は大好きです(^^) 2016/06/12

かこりむ

13
「あさイチ」ゲストの室井さんが好きで、初読み。性の描写が濃かったのは想像どおり。暴力や狂気もはらみ、そして切ない。短編集のいくつかの物語では、女の主人公の顔がご本人になってしまった。花村萬月さんの解説によると、「室井佑月」の「月」は萬月さんから拝借したのだとか。なんとなく納得。2016/08/29

rakim

2
「性」と「狂気」は案外近い所にあるのかもしれない。「馬鹿だ・・」と言ってしまうのは簡単ですが、ある種のエネルギーに圧倒されます。読者が、女性か男性かで評価がとても変わりそうな短編小説集。2011/10/11

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