内容説明
真の力を見せつける準備を始めた爆弾魔ミスター・レッド。不思議な連帯感で結ばれたスターキーとFBI捜査官ペルは、インターネットを介してレッドとの接触を試みる。交渉の行方、爆破事件の真相は?捜査官を名乗るペルの意外な正体とは?何が起こるかわからないジェットコースター・サスペンス後編。
著者等紹介
クレイス,ロバート[クレイス,ロバート][Crais,Robert]
1953年、米国・ルイジアナ生まれ。処女作『モンキーズ・レインコート』でアンソニー賞を受賞
村上和久[ムラカミカズヒサ]
1962年札幌市生まれ。早稲田大学文学部卒業。編集者を経て翻訳家に
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くたくた
39
うん面白かった。共感しづらい女性キャラN0.1のスターキーが捜査の進展につれてどんどん普通になっていくじゃないですか。ペルももっと怪しい奴かと思ったら、存外にいい人だったし。凝ってひねくったストーリーではないのはいつものクレイス。本質的に悪い奴があまり出てこないのも、やっぱりクレイス。その代わりにスピーディーに読ませてくれて楽しい。『容疑者』と同じく、上司のケルソーや副本部長もそのお付きのメン・イン・ブラックも、良い感じに身内感が漂っていて、職場の連帯感みたいなの?が感じられるのが良いところ。2018/05/16
しましまこ
22
う~ん、ロマンスは必要?変態さんもイマイチ中途半端、いい感じにまとめ過ぎでは。2017/06/04
ドナルド@灯れ松明の火
17
一気呵成に読了。LAの警察の雰囲気が色濃く描かれその中で男勝りのスターキー刑事の活躍が光る。思わぬ模倣犯を暴き出した後の爆弾魔ミスター・レッドのファウルズとの一騎打ちはハラハラした。さすがクレイスの作品で堪能した。お薦め2017/10/14
tom
15
とりあえず面白かったということで、この著者の他のミステリーを図書館に注文。どの程度に面白い本を書く人なのかは、注文本を読んでから判定することに。これはお勧めという本は、どれなんでしょうかねえ。2018/07/03
woo
13
う〜ん、イイですねぇ✌️本作は元爆弾処理班所属の女性刑事が主人公♪ 探偵エルヴィス・コール物も読みたいけど、古本でもトンデモ値段?2018/02/07