講談社文庫
代議士秘書―永田町、笑っちゃうけどホントの話

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  • サイズ 文庫判/ページ数 285p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062730952
  • NDC分類 310.4
  • Cコード C0195

内容説明

代議士の出世は秘書しだい。選挙では獅子奮迅の活躍、わが先生が当選すれば陳情を巧みにさばく。予算の分捕り、就職あっせん…。永田町には政・官・民の底なしの欲望が渦を巻く。自民党の顔、小泉純一郎と共に三十年、辣腕を謳われる男が明かす、面白うてやがて哀しきニッポン政治。

目次

第1章 新聞、テレビではわからない永田町の素顔
第2章 選挙は日本でできる唯一の戦争だ
第3章 秘書はあらゆることを知っていなければならない
第4章 暇な先生のパフォーマンスにだまされるな
第5章 大臣への道

著者等紹介

飯島勲[イイジマイサオ]
昭和20年長野県辰野町に生まれる。47年小泉純一郎の初当選とともに、その秘書となる。竹下内閣、宇野内閣で厚生大臣秘書官。宮沢内閣で郵政大臣秘書官、第2次・第3次橋本内閣で厚生大臣秘書官。元自由民主党秘書会副会長。永年秘書衆議院議長表彰を受ける。現在、小泉純一郎政策担当秘書官
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ehirano1

58
第2章は「選挙は日本でできる唯一の戦争だ」と釘打ってありますが寧ろ「カウンターインテリジェンス」だと思います。これはいろいろな意味で凄いので読み応えがありました。また、表紙では少年とその母と思しき女性が500円玉がのっかったおにぎりを食していますが、この絵の意味も第2章で明かされますし、勿論これもカウンターインテリジェンスの1つであることが判明します。2016/11/05

糜竺(びじく)

15
政治の裏話がホント色々のってます。別に堅苦しくなく、読みやすかったです。面白い話としては、女性は中央官庁でのアルバイトはお勧めらしい。石をなげればともかくも東大卒にぶつかる中央官庁。どんな男にひっかかっても人生はバラ色。将来、お金に困る事無くウハウハだそうです。色々笑えるエピソード、ネタが詰まってました。2012/07/13

コーデ21

9
いやはやなんとも ┐( -"-)┌と呆れながらも、思わずニヤリの内容(笑)へぇ~!とビックリするような政治の裏話が満載で勉強になりました(*^-^*)ま、おそらく出してもいい話だけが書かれてて、真実はもっと裏がありそうですが^^;おりしも、ちょうど都知事選真っ最中★選挙の裏側でこんなこと、あんなことが行われているかと思うと少々興ざめですね~(++)2014/02/04

Madoka.@書店員復帰を目指し中!

5
先日、某政治番組に飯島勲氏が出演しており話を聞いたら面白い方だったので本を読んだらユーモアを交えながらわかりやすく政治家の秘書の話を書いており、面白い。やはり、この方はすごいな。2013/01/19

5
少し前の話なんで、今は違うかもしれないけど、叙勲の話が面白かった。身内に叙勲者がいたので、発表があった日かなんかに速攻地元選出の代議士から電報が来てたのを思い出し、激しく納得したw他にも陳情についてなんてその内容が本当にアホらしいと思いつつ、秘書の仕事って壮大な雑用なんだなと思った。2012/06/11

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