講談社+α新書<br> 医療詐欺―「先端医療」と「新薬」は、まず疑うのが正しい

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講談社+α新書
医療詐欺―「先端医療」と「新薬」は、まず疑うのが正しい

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  • サイズ 新書判/ページ数 203p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062728577
  • NDC分類 498.021
  • Cコード C0247

出版社内容情報

STAP細胞騒動、患者のたらい回し、高度医療の実態……、医療崩壊超高齢社会を生き抜く知恵を「医療ガバナンスの旗手」が授ける!STAP細胞騒動、終わりなき患者のたらい回し、何を信じてよいのかわからない高度医療の実態……、医療崩壊列島ニッポンで超高齢社会を生き抜くための知恵を、「医療ガバナンスの旗手」が授ける。本当に役立つ医療とは? 医療をダメにする本当の「癌」とは? 患者=一般市民だけが知らない「医療の不都合な真実」を糺す!

はじめに 患者と医師の間の不幸な誤解
不都合な真実 1 先端医療を食い物にする御用学者
不都合な真実 2 海外の特効薬が日本で承認されない理由
不都合な真実 3 大国立病院が軽症患者に占拠される実態
不都合な真実 4 救急車の患者たらい回しの「レッドゾーン」
不都合な真実 5 なぜ東北地方の急性白血病患者が多いのか
不都合な真実 6 薩長閥が作った歪な医師西日本偏重
不都合な真実 7 首都近郊の後期高齢者を待ち受ける地獄絵
不都合な真実 8 必須の「医学部新設」を阻む利権屋たち
不都合な真実 9 医療訴訟が本当に倒すのはだれか
不都合な真実 10 医療にも「ビジネスクラス」を

はじめに 患者と医師の間の不幸な誤解
不都合な真実 1 先端医療を食い物にする御用学者
不都合な真実 2 海外の特効薬が日本で承認されない理由
不都合な真実 3 大国立病院が軽症患者に占拠される実態
不都合な真実 4 救急車の患者たらい回しの「レッドゾーン」
不都合な真実 5 なぜ東北地方の急性白血病患者が多いのか
不都合な真実 6 薩長閥が作った歪な医師西日本偏重
不都合な真実 7 首都近郊の後期高齢者を待ち受ける地獄絵
不都合な真実 8 必須の「医学部新設」を阻む利権屋たち
不都合な真実 9 医療訴訟が本当に倒すのはだれか
不都合な真実 10 医療にも「ビジネスクラス」を


上 昌広[カミ マサヒロ]
著・文・その他

内容説明

「医療ガバナンスの旗手」が医学界の中心部から覚悟の告発!先端医療の捏造、新薬をめぐる不正と腐敗、その一方でやまない患者のたらい回し…。患者=一般市民だけが知らない、日本を滅ぼす「医療の癌」の正体とは!

目次

第1章 先端医療と新薬を支配する「医療ムラ」は癒着と利権の巣窟
第2章 「新薬利権」で蔑ろにされる患者たち
第3章 大病院は先端医療を避けている
第4章 東日本が医療過疎に陥る「国家一〇〇年の大罪」
第5章 暗澹たる医療の未来
第6章 先端医療の普及を阻む医師たちのセクショナリズム
第7章 医療崩壊の解決策は「ビジネスクラス」の導入

著者等紹介

上昌広[カミマサヒロ]
東京大学医科学研究所「先端医療社会コミュニケーションシステム社会連携研究部門」特任教授。医学博士。1968年、兵庫県生まれ。1993年、東京大学医学部医学科卒。東京大学医学部附属病院にて内科研修医となり、1995年、東京都立駒込病院血液内科医員。1999年、東京大学大学院医学系研究科博士課程を修了し、虎の門病院血液科医員に。2001年から国立がんセンター中央病院薬物療法部医員も務め、造血器悪性腫瘍の臨床研究を行う。2005年より東京大学医科学研究所先端医療社会コミュニケーションシステムを主宰し、医療ガバナンス、メディカルネットワークを研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けぴ

9
日本の医療の問題点をわかり易く解説した本。病院で処方される薬の値段の設定の仕方、医療にビジネスクラスの話など興味深かった。東北震災後の南相馬市での活躍など実行力もあるので学者から医療行政を改革する政治家へ転身すると良い人材になると思われます。2017/01/15

maki

4
医療業界と官、日本医師会等がよくわかりました。今後のために、医師の友人達とはうまく付き合って生きたいと思います。ただ、本の題名から予想していた内容とは異なりました。 2014/09/11

fukafkacraft

3
凄いタイトルに惹かれて購入。内容は不都合な真実の重大告発なのだが、官僚と医療団体、病院が一蓮托生で複雑なトリックを仕掛けているため理解が及ばない点も多い。書かれていることが事実であれば、製薬会社、臨床試験、大学病院がやってることは劇場型詐欺ともいえる悪質さ。一般人には知りようもないので、何が真実なのか誰を信じたらいいのか混乱してしまう。新薬開発、承認の遅れ、医師不足、話題の医学部新設問題など全てが既得権益を守るための嘘や詭弁で妨害されているという。自由診療はビジネスクラスと主張する著者を信じて良いのか?2018/06/09

Machida Hiroshi

3
タイトルや帯と中身が若干ずれている気がしますが、今後、医師が不足する、先端治療、新薬はヤバい、厚生省がヤバい、日本医師会がヤバい、混合診療導入すべし、など著者の言うことはわかりました。2014/08/22

coldsurgeon

3
内容が現状を正しくとらえているとは、思えないが、十分に考慮すべき内容だ。2014/09/30

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