出版社内容情報
暴力団ルポの巨匠・溝口敦が「最後の闇モノ」と期して挑む、変貌する「裏社会」の実像と市民社会に溶解する新たな暴力への対処法!大ベストセラー「暴力団」「続・暴力団」を手掛け、講談社+α文庫の闇モノシリーズは累計60万部に達する巨匠・溝口敦が、自身、「最後の闇モノ」として望む、「裏社会の今」を暴く決定版。衰退する暴力団の現状と今後、半グレ集団などの因習にとらわれない新たな暴力の実像と展望、そして、われわれ市民社会が、溶けるように私たちの生活に食い込んでくる暴力の兆候、背景をどう見抜き、どう対処すべきかを綿密な取材と、豊富な見識から説く。
第一章 広域暴力団の惨状
第二章 追い詰められたヤクザたち
第三章 変質する暴力団犯罪
第四章 台頭する半グレ集団と小犯罪グループ
第五章 いま、ヤクザを受け入れる土壌とは
第六章 歴史的に検証する暴力団消滅の瞬間(とき)
第七章 劣化する警察力
第八章 これから裏社会はどうなるのか?
溝口 敦[ミゾグチ アツシ]
著・文・その他
内容説明
常に反社会的勢力と対峙してきた著者半世紀の集大成!不良(ワル)と一般社会との境界が薄まるなか、新しい暴力のかたちをどう見極め、どう対処すべきかがわかる、究極の指南書!!
目次
第1章 細る山口組
第2章 包囲下の工藤會
第3章 飛んでる半グレ集団
第4章 テキヤの悲鳴
第5章 組員の行く末
第6章 暴力団の適正規模
第7章 狭まる棲息領域
第8章 万人が万人の狼に
著者等紹介
溝口敦[ミゾグチアツシ]
ノンフィクション作家。ジャーナリスト。1942年、東京都に生まれる。早稲田大学政治経済学部卒業。出版社勤務などを経て、フリーに。常にきわどい問題を扱い続けるハード・ノンフィクションの巨匠。『食肉の帝王』で、第25回講談社ノンフィクション賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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