講談社+α新書<br> 日本の男を喰い尽くすタガメ女の正体

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講談社+α新書
日本の男を喰い尽くすタガメ女の正体

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  • サイズ 新書判/ページ数 187p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062727969
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C0230

出版社内容情報

現代日本の「闇支配者」は家庭で男を搾取する「タガメ女」だった!なりふり構わず「カエル男」の生き血を啜るその恐怖の生態とは?本書の推薦のことば。

「本書は現代日本における夫婦関係を学際的な見地から鋭く究明し、日本人はなぜ生活水準が高いわりには不幸なのかという謎を解き明かしたものです。男女問わず、結婚している人、結婚を考えている人にとっては必読書です」
チャールズ・ユウジ・ホリオカ氏 経済学者

「この新著は『魂の脱植民地化』という斬新な概念を取り入れ、戦後半世紀の日本像を今までとはまったく違った見地から描こうとするものです。これまで当たり前とされていた人生のあり方を改めて問い直すことで、当たり前が当たり前でなくなるのです。ぜひお勧めしたい」
別府春海氏 スタンフォード大学名誉教授(文化人類学)



タガメとは田んぼに生息してカエルの生き血を吸う昆虫。高度成長期以後、日本の各地から田園風景が消える中、タガメの魂は女性たちに宿り、無抵抗な「カエル男」を箍(タガ)にハメて搾取している。すなわち「タガメ女」は「箍女」でもある。気鋭の研究者が、自らの研究過程やゼミ生からの証言をもとに、「専業主婦」「家事手伝い」という姿で女性が現代日本を支配する特異な現象を、ユーモアを交えて実証する。

はじめに タガメ女とカエル男とはなにか
第一章 日本を覆い尽くす「タガメ女」の脅威
第二章 タガメ女に吸いつくされる男たち
第三章 カエル男を支配する女たち
第四章 こうしてタガメ女は「害」をまきちらす 黒い報告集
第五章 「ママ友地獄」という”タガメ女たちの共食い”
第六章 タガメ女が日本経済に与える影響とは
第七章 タガメ女の意外な故郷
おわりに タガメ女という「箍」から解放される


深尾 葉子[フカオ ヨウコ]
著・文・その他

内容説明

サラリーマン社会を呪縛する「幸福の偽装工作」とは何か。現代日本における夫婦関係を学際的な見地から鋭く究明し、日本人はなぜ生活水準が高いわりには不幸なのかという謎を解き明かした。

目次

第1章 日本を覆い尽くす「タガメ女」の脅威
第2章 タガメ女に吸いつくされる男たち
第3章 カエル男を支配する女たち
第4章 こうしてタガメ女は「害」をまきちらす―黒い報告集
第5章 「ママ友地獄」という“タガメ女たちとの共食い”
第6章 タガメ女が日本経済に与える影響とは
第7章 タガメ女の意外な故郷

著者等紹介

深尾葉子[フカオヨウコ]
1963年、大阪府生まれ。1987年、大阪市立大学大学院前期博士課程東洋史専攻修了。大阪外国語大学助手、講師、准教授を経て、大阪大学大学院経済学研究科准教授。その間、国立民族学博物館共同研究員、東京大学大学院情報学環客員助教授、国際日本文化研究センター共同研究員などを兼任する。主に中国内陸農村部における環境問題の社会的歴史的分析を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

97
結局こんなタガメ女が日本を悪くしてるといいながらそんなのが出ない対策が見られなかったのは残念。ひたすらこんなタガメ女がいるというだけ。2013/08/20

ヒデミン@もも

34
新書なのに表紙のインパクトが強烈。タガメ女ってカエル男を食い尽くすらしい。世代的には私の世代のだと思うけど、私の周囲にタガメ女はいないなぁ。箍にはめられた世代ではあるけど。専業主婦って、そんなにいないし、最近のオヤジ世代は元気だから。他の人のレビューによると発言小町に沢山生息してるようだけど、そこは未知の世界。2013/09/22

明智紫苑

27
「自分の頭で考えて、自分の魂と向き合って正直に生きる」がゆえに「タガメ女」になっている女性は少なからずいるだろうと思うのだけどね。人間は根本的に貪欲な生き物よ?2013/12/18

なお

20
これだけ専業主婦を攻撃して、答えと言うか原因はアメリカ民主主義の価値観の押し付けという事に。しかし、「決して主婦を貶していない」と言うが悪意ありすぎ。2016/02/13

しげ

18
イタイ女を面白おかしく批判しているように見せかけて、実は現代社会のシステムについて問題提起をしているという、二重底のような内容でした。表面的なインパクトやキャッチーさを求めすぎているせいか「その解釈は飛躍しすぎなんじゃないの?」と首をひねりたくなるような箇所もありましたが、なかなか興味深かったです。ひとりひとりが広い視野を持ち、自分の頭で考えることが大切ですね。2014/02/18

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