講談社+α新書
ラテンに学ぶ幸せな生き方

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  • サイズ 新書判/ページ数 182p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062726658
  • NDC分類 302.55
  • Cコード C0295

内容説明

ほめて、恥かかせず、いいところだけさがす。超格差も貧困も「しょうがない」で割り切っちゃう。引きこもりなし、家庭内暴力なし、低い自殺率の秘密は「お金も悩みもシェア」にあり。

目次

プロローグ 世界一幸せな国、世界一豊かな国
第1章 褒めて、褒めて、褒めまくるラテン系
第2章 「引きこもり」を生まないラテン社会
第3章 「絆」こそラテンのセーフティネット
第4章 歌って踊って政治を変えるラテン系
第5章 キリギリスが幸せになれる国

著者等紹介

八木啓代[ヤギノブヨ]
1962年、大阪府に生まれる。歌手、作家、エッセイスト。ソロ歌手として中南米で活躍。現地でCDをリリースし、国際フェスティバルなどでも高い評価を受け、メキシコと東京を行き来する生活を送っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Carlos

15
日本人とは反対の価値観が多い。皆も学ぶとよいですよ。2019/09/28

あさこ

5
日本人の常識から離れたラテン系の良さが際立ってます。日本人て、いつからこんなに真面目に窮屈に身近な人を信じることもできないようになったしまったんだろう…と思ってしまいました。 もっと楽しく自由にラテンのノリで生きていきたいと思いました。2020/02/16

かきあげうどん

5
4章の音楽に関する記述が著者の本領発揮だと思う。[政治家はかならず間違えることがある。なぜなら権力のすぐ近くにいるからだ。それで、私たち芸術家や文化人と呼ばれる人間の役割は、政治が間違った方向に行きはじめたときに、誰より先に大きな声で、それを叫ぶことだと思う。」というキューバ人の音楽家の言葉が紹介されている。これからの日本に大切な考え方だと思った。2011/06/16

星空の挑戦者

4
ラテンの幸せの本質は音楽ではないか。サルサ、フォルクローレ、サンバ・・楽しくしてくれる要素が詰まっている。一方「コンドルが飛んでいく」はペルー版「蟹工船」。労働者革命ソングだったとは。またニカラグア革命の時、銃器マニュアルや手製爆弾マニュアルを歌詞にして歌とした話は凄い。現在でもCDが売られており、これら作品を作ったミュージシャンは革命後、功績を認められ国会議員、政府高官に就任したとは凄い。2012/04/28

よきし

4
閉塞した日本社会に、もっと不幸でもおかしくないラテンアメリカの人々がなぜしたたかに明るく生きて行けるのかを分かりやすく解説している。前半はラテン文化の紹介を下敷きに日本社会への提言。そして後半はラテン社会における音楽のあり方の紹介からラテン的価値観をあぶりだしている。八木節炸裂で、読みやすく、ラテン文化を知らない日本人にうまく紹介している良書です。知り合いが数人登場していました♪2010/09/01

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