講談社+α新書
映画にしくまれたカミの見えざる手―ニッポンの未来ぢから

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  • サイズ 新書判/ページ数 205p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062725811
  • NDC分類 778.09
  • Cコード C0295

内容説明

映画には日本を元気にするヒントが満載。身近な疑問から地域振興、国家戦略までわかる!不動産完売の理由、映画料金複雑化の訳、友情出演の謎、ゴジラの身長の伸び縮み…。

目次

第1章 映画の身近な疑問から業界が見えてくる(なぜ映画館でポップコーンを売っているのか;「キネマ」は何語か、その語源からわかる業界 ほか)
第2章 プロっぽい視点で映画を見てこそわかること(波瀾万丈だった業界の突きぬけた苦しみ;日本の映画産業が凋落を経験した本当の理由 ほか)
第3章 なぜあの町この店でよくロケしているのか?(ロケがよくあるお店、気になったので行ってみた;ロケで儲けるお店になったわけ ほか)
第4章 世界大恐慌をきっかけに飛躍した映画産業(「ブラック・レイン」から「バベル」まで、身動きとれない日本ロケ;海外がロケに協力的なわけ ほか)
第5章 映画でいろどる花綵列島、日本が各地で元気になる(「おくりびと」「千と千尋の神隠し」、まだまだ伸びる日本のコンテンツ産業;世界のKUROSAWAを支えた海外、「殯の森」資金も支援した地域サポーター ほか)

著者等紹介

谷國大輔[タニクニダイスケ]
1963年、東京都に生まれる。早稲田大学理工学部卒業、同大学院修了。一級建築士。ゼネコン、大手広告代理店、政府系シンクタンクを経て、独立。それまでの経歴を活かし、国交省地域振興アドバイザーや、映画などによる観光、イベント、まちづくりに関わる各種委員、プロデューサーを歴任するかたわら、映画の企画・制作も精力的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

2
ふむ2024/02/08

ジュンケイ

0
なんだか大層なタイトル。映画と映画館が好きなので読んでみた。日本映画のエンドロールが少し楽しみが増えた。「こころとお金と時間との関係を考える時、映画はけっこう贅沢なもの」これいただきました。2016/08/20

lop

0
映画のビジネスというか、お金の雑学でした。 読みやすく、ポップコーンが売られている秘密から映画の制作費の集める方法、日本とか以外の認識の違い、ロケ地のメリットなどへぇ~と思う内容がたくさんでした。 軽く読めるのもよかったです。2013/10/09

H. Tsubo

0
この本は主に2つに分けられる。まず、映画業界の紹介で、業界の基礎知識や豆知識などを紹介している。後半は映画による地域活性化やソフトパワーの事例を挙げている。特に、地域を撮影することで、地元の人が今まで気づかなかった街の魅力を知ることがあるという。地域と映画の提携を強化することで地域や日本のイメージを海外にアピールできれば、親日的な外国人との交流が増え、多くの人に魅力を与えるまちづくりが可能になるのではないかと思う。2012/12/21

readtuktuk

0
本書のタイトルはなんとも伝わりにくい(ぐっとこない)。サブタイトルは「ニッポンの未来ぢから」だなんてさらに非説明的だし。本書のキモであり、著者がいちばん力を入れてるのもロケの経済効果についてなのだから、タイトルもストレートに「映画で地域を元気にする方法」にしたらどうでしょう。2010/09/04

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