講談社+α新書<br> 国家情報戦略

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国家情報戦略

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  • サイズ 新書判/ページ数 204p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062724456
  • NDC分類 391.6
  • Cコード C0295

出版社内容情報

核、北朝鮮、日本の2010年は?
日韓インテリジェンスの第一人者が激突!
北朝鮮の工作は陸軍中野学校の模倣だった!?
日本人の情報DNAを呼び覚ます超問題作!

(高)北朝鮮のやった拉致も、ことによると、陸軍中野学校のやり方を真似たものかもしれませんね。
(佐藤)技法については共通するところがあります。いずれにしても、長期間かけて別の国の人間になりすましていくという考え方を持って、本格的な人員養成をしたのは、インテリジェンスの歴史でも陸軍中野学校が初めてだと思います。(略)しかし、陸軍中野学校はそのような卑劣な工作はしませんでした。技法の表面を似せても、陸軍中野学校と北朝鮮の工作機関では、その精神が違います。陸軍中野学校の場合、「謀略は誠なり」なので、相手国の無辜の国民を拉致するような工作はしません。それでは相手国の国民の心を日本がつかむことができないからです。

●フジテレビ秘密情報漏洩事件
●『シルミド』の世界
●金正日の息の音まで感知する能力
●「エシュロン」の正体
●CIAを凌駕する商社の情報力
●ハニートラップの上をいく手法
●世界中で活躍した日本の特務機関
●韓国大統領を決める北の工作
●6ヵ国協議の「裏の目的」
●核の帝国主義に克つ国家情報戦略

佐藤 優[サトウ マサル]
著・文・その他

コウ・ヨンチョル[コウ ヨンチョル]
著・文・その他

内容説明

核、北朝鮮、日本の2010年は?日韓インテリジェンスの第一人者が激突!北朝鮮の工作は陸軍中野学校の模倣だった!?日本人の情報DNAを呼び覚ます超問題作。

目次

第1章 フジテレビ秘密情報漏洩事件
第2章 韓国と日本のインテリジェンス
第3章 友好国とのインテリジェンス協力
第4章 日本人の情報DNA―陸軍中野学校の驚異
第5章 北朝鮮はどうなる
終章 核の帝国主義

著者等紹介

佐藤優[サトウマサル]
1960年、埼玉県に生まれる。1985年、同志社大学大学院神学研究科修了の後、外務省入省。在イギリス日本国大使館、在ロシア連邦日本国大使館に勤務した後、1995年より外務省国際情報局分析第1課に勤務。2002年5月に背任容疑で、同年7月に偽計業務妨害容疑で逮捕され、現在、起訴休職中(元主任分析官)。外交官として勤務するかたわら、モスクワ国立大学哲学部客員講師(神学・宗教哲学)、東京大学教養学部非常勤講師(ユーラシア地域変動論)を務めた。著書『自壊する帝国』で「新潮ドキュメント賞」と「大宅壮一ノンフィクション賞」を受賞

高永〓[コウヨンチョル]
1953年、韓国全羅南道に生まれる。元韓国海軍少佐。海軍士官学校、海軍大学(指揮参謀正規)、韓国朝鮮大学を卒業。1976年から駆逐艦作戦官の任務に就き、その後、艦隊高速艇隊長、海軍航空団人事課長、済州道地域司令部情報参謀、海軍士官学校教官等を歴任。艦隊高速艇隊長時代には、北朝鮮の特殊船を撃沈。1989年からは、国防省海外情報部日本担当官、北朝鮮担当官を務める。1993年、金泳三政権の軍部粛清により、全斗煥、盧泰愚の元大統領らとともに禁固刑に処され除隊(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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KAZOO

102
日韓のインテリジェンスに一家言を持つ人物、しかも国家に逮捕された経験を持つお二人の対談をかなり興味深く読みました。北朝鮮はかなり人材を教育しているということで生き延びるためにはあらゆることをしていくという実感がかなりわきました。それに比べると日本はまだまだ甘いという感じがします。2015/12/23

ehirano1

52
陸軍中野学校の項が最高に興味深かったです。特に、陸軍中野学校の『教え』が輸出されていたことには大変驚きました。2019/09/01

ntahima

26
佐藤優は当代切っての現代裏史の書き手だと思う。但し、これは頂けない。所謂、情報部門経験者の両名が対談形式で取りとめなく話すのを本の体裁にしただけ。共著者が韓国の元軍情報部員の為、日韓ネタが多い。在韓者の私は、それなりには楽しめたが.. 後半になり佐藤氏の陸軍中野学校噺が続く。柳広司の『ジョーカー・ゲーム』に出てきたエピソードが氏の創作ではなく、畠山清行氏のノンフィクション『秘録・陸軍中野学校』が種本とわかったのが収穫と言えば収穫か。次はもう少し硬派な『自壊する帝国』で口直し予定。そのままロシアってみるか。2011/08/15

Kazuya

18
私にとって「情報戦略」を国家レベルで真剣に考える機会など、これまでもありませんでしたし、多分これからもないでしょう。でもそんな世界だからこそ注視すべき面白さを感じました。著者らがその必要性を説いた国策としての取り組みが、本書執筆時から今日に至るまで如何なる道のりを辿っているのか?! 更なる興味を唆られます。なお、128Pに登場した「用在性」という概念。言葉として初めて知りました。意識することで気づく、見方によって見えるものが違う。そういうことだったのかぁー、と独り感慨に耽ったりしています。【20/25点】2014/03/27

ちくわん

17
2007年7月の本。韓国のインテリジェントオフィサーを迎え、北朝鮮を中心に語る。ちょっと古いが陸軍中野学校など知らなかったことも多い。初見の人名はメモしてのちのち調べよう。2020/11/22

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