講談社+α新書
あなたの「死にたい、でも生きたい」を助けたい

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  • サイズ 新書判/ページ数 218p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062724319
  • NDC分類 145.7
  • Cコード C0295

内容説明

自殺は他人事ではない。大切な人の「救いを求める叫び」に気づこう。子ども、働き盛り、お年寄り…世代で微妙に変わる特徴と、遺された人のこころの支援。

目次

第1章 自殺のサイン(自殺の現状;自殺に追いつめられる心理 ほか)
第2章 子どもの自殺予防(「2%」が持つ意味の大きさ;「救いを求める叫び」を受けとめよう ほか)
第3章 働き盛りの自殺予防(さきがけとなった過労自殺裁判;自殺者の男女差 ほか)
第4章 お年寄りの自殺予防(自殺率を高めている3要因;救いを求める叫びは強くない ほか)
第5章 不幸にして自殺が起きてしまった時に(年間百数十万人に影響;遺された人に対するケア ほか)

著者等紹介

高橋祥友[タカハシヨシトモ]
1953年、東京都に生まれる。医学博士、精神科医。金沢大学医学部卒業。山梨医科大学、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(フルブライト研究員)、東京都精神医学総合研究所を経て、2002年より防衛医科大学校・防衛医学研究センター・行動科学研究部門・教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぽんぽこ

4
希死念慮のある人は「自殺だけは自分の力だけで今すぐできる」と思いがち。これは一時期でも心を病んだ人でなら誰でも共感できると思います。「死にたい」「つらい」という言葉を決して軽視しないこと。ただちに本人を保護し、医療機関に連れていくなどしてしかるべき対処をすること。特に自傷行為はエスカレートしやすいので、どんなに本人が冷静に見えても専門家へ相談を。2023/08/25

ひなな

1
孤立が自殺につながる。 誰とも関わりをもたなくなる。 自殺は防ぐことが可能だけど、有名な医者でも止めることはできない。 自殺のサインに目を傾けた支援がしたいと思った2024/01/28

近江

0
年代ごとの事例がある点はよかったが、例が少ない点は否めない。2021/08/01

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