内容説明
山内一豊は善将。石田三成の軍略!信玄、家康、光秀、早雲、道三たちの人間力の真実。埋もれていた資料から歴史を徹底的に再構築。
目次
第1章 山内一豊―孫子のいう「善将」
第2章 武田信玄―指揮官としての三つの欠点
第3章 北条早雲―領民主体の領土経営
第4章 徳川家康―自ら神号を強要した男
第5章 明智光秀―日本を十に分ける統治の構想
第6章 斎藤道三―理想を失った梟雄
第7章 石田三成―優れた文政に勝る軍略
第8章 毛利元就―虚構の「三本の矢」
著者等紹介
新井喜美夫[アライキミオ]
1927年、東京都に生まれる。太平洋学会理事長。東京大学卒業後に、明治生命に入社。1961年に東急グループの総帥五島昇氏にスカウトされ、東急エージェンシーに入社。1986年、東急総合研究所所長。1993年、東急エージェンシー社長。1999年、同社会長。2000年、退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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金吾
21
歴史好きの人が思うままに自分の考えを述べた一冊です。読み物として楽しめます。2024/04/15
雲をみるひと
5
戦国時代の武将、政治家のうちから作者が重要と考える8名を抽出し分析した本。作者は財界人であり、よく言えば視点が斬新、悪く言えば突拍子もないところがあると思うが、読み物としては面白かった。2019/01/03
なつきネコ
0
確かに、独特な姿勢で歴史を見ようとしてる。ただ、早雲を実行の理想家と見て、明智光秀が見た理想が見れたのは、10ブロックに分ける連邦政を考えてたのには驚いた。2013/08/30
かみうさ
0
毛利元就について調べてて読んだけど、基本エッセイっぽい内容。あと元就というか毛利家だね。この本だと。2011/01/14