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講談社+α新書
歴史廃墟を歩く旅と地図―水路・古道・産業遺跡・廃線路

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  • サイズ 新書判/ページ数 238p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062722728
  • NDC分類 291.09
  • Cコード C0226

内容説明

地形図を頼りに、廃墟をめぐる旅に出る。山腹をのたうつ煙道、海岸のトーチカ、新緑の鉱山跡。人工物と目覚ましく回復する自然の格闘の中を行く、新しい旅の発見。

目次

第1章 水路と橋 逍遙(古雅の橋を訪ねて歩くV字谷の底(愛媛県)
川西古道は絶品の路だった(長野県) ほか)
第2章 廃墟の宝庫、北海道を歩く(鉱山廃墟―新緑・紅葉の絢爛にかくれ潜む幽界;駅前ゴーストタウン―風もないのにどこかで揺れる不気味さの影 ほか)
第3章 本州・四国の廃墟を訪ねる(高い煙突・太い煙突・山腹をのたうつ煙道群(茨城県)
田畑のただ中に傲然と立つ黒い怪物(高知県) ほか)
第4章 廃線路を楽しむ(のどかなお日和・お寺詣での廃鉄路(福井県)
今もくぐれる軽便線のトンネルたち(大分県) ほか)
第5章 古道・旧街道・国道旧道をゆく(ガレ場横断・急渓流徒渉の冒険行(岩手県)
芭蕉のおかげの心地よい逍遙路(宮城県・山形県) ほか)

著者等紹介

堀淳一[ホリジュンイチ]
1926年、京都府に生まれる。北海道大学理学部を卒業。1980年まで同大教授。同年、人生二毛作に向けて退職、エッセイストに転向。小学生のころから地図の美しさに魅せられ、放浪を趣味とする。1960年代より地形図を手に全国の旧道、廃線路、産業遺跡などを歩く旅を開始。地図と旅の愛好者の集まりコンターサークル‐Sを主宰。各地を精力的に歩き続ける。1972年『地図のたのしみ』(河出書房新社)で日本エッセイストクラブ賞受賞
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