講談社+α新書<br> 生命のバカ力―人の遺伝子は97%眠っている

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講談社+α新書
生命のバカ力―人の遺伝子は97%眠っている

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  • サイズ 新書判/ページ数 233p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062722032
  • NDC分類 467.2
  • Cコード C0295

内容説明

なぜ理屈では考えられない力が出てくるのか!?ノーベル賞に近い日本人とされる著者が、自分の体験から発見した、人間が想像を超える大きな力を出す9つの方法。

目次

第1章 全遺伝情報の三パーセントしか使っていない!?
第2章 OFFの遺伝子がONになるとき
第3章 「知らない」からできた!
第4章 「半バカ」になる!
第5章 ピンチを逆手に
第6章 究極のプラス発想!
第7章 価値ある情報、無駄な情報
第8章 自分で自分を追いこむ!?
第9章 免疫力やホルモンへのはたらきかけ
第10章 「サムシング・グレート」の力!

著者等紹介

村上和雄[ムラカミカズオ]
1936年、奈良県に生まれる。京都大学大学院博士課程を修了。米国オレゴン医科大学研究員、米国バンダービルト大学医学部助教授を経て、1978年、筑波大学応用生物化学系教授となり、遺伝子の研究に取り組む。高血圧の黒幕である酵素「レニン」の遺伝子解読に成功、世界的に脚光をあびる。1996年、日本学士院賞を受賞。筑波大学名誉教授。国際科学振興財団バイオ研究所所長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シングルモルト

14
色々「そうかな?」と疑問を呈したい箇所はある。寝食を忘れて仕事に打ち込むことも必要だと言われても、今の働き方改革の中では、若い人は動いてくれないよ、とか。でもそういった批判の気持ちを持ちながらも色々考えさせられながら読めた。良書です。遺伝子をONできるよう、笑いと感動を忘れないようにしよう。2019/09/13

のし

13
能力を引き出すonにする必要性。笑いの大切さ。天の貯金など、なかなかいいことが書いてあります。バカ力をだしていこうと思いました。2014/01/01

aiken

10
いい本だった。生命学、遺伝子学の本。著者の学者としてのの実績に加えて苦労とともに語られるのは神がかりのようなサムシンググレイト。これって経験上なんとなくわかるんですよねえ。うまくいくときはなぜか何かの力が働くのですよ不思議なくらい。そのときは、ただただ会社でも世の中でも周りがよくなってほしい、こうあってほしいと利他的に思う時なのです。それを思いださせてくれる本でした。生命学者さんでもこういうことを感じるのは驚きだった。そのサムシンググレイトこそ遺伝子のなせる業なのかもしれないと思わせてくれた1冊でした。2020/12/07

はち

5
@80 メッセージ性はスイッチオンの生き方の方が強い。こっちは著者の過去の説明がやや長い。それでも人は物の捉え方、取り組み方で何でもできる。遺伝子をオンにする生き方をしようと思わせてくれる良書。2015/02/19

yomineko@猫と共に生きる

5
読んでいる途中で「生命の暗号」を著された先生だと気付いた。脳下垂体にあるレニンという物質を研究するために日夜、学生と共に"脳下垂体の皮むき"をされていたという。遺伝子をオンするには苦労も楽しむ心そして笑い、遅咲きでものんびりでも全く気にしない明るく前向きな姿勢。「偉い人はたいてい大器晩成」とのお言葉に涙(は大袈裟?)。先生の著書にはレニンという単語が散りばめられてちょっと邪魔と言うか、何というか・・・(苦笑)先生本当に可愛らしいですね!2013/04/29

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