内容説明
300万人以上の人が、闇労働に従事し、年間22兆円も「税金が払われないカネ」を儲けている。このカネの蓄積の行方はどこか?隠し資産の総額を解明する。
目次
第1章 隠し資産の規模はどれぐらいか?(貯めこむことが、「ストック」;「ストック」は残高・累積 ほか)
第2章 不良債権に潜むアングラマネー(景気回復の足かせ・不良債権問題;誰もが土地にのめり込んでいった ほか)
第3章 どれだけの人が闇労働に従事しているのか?(闇労働とは何か?;なぜ二重就業をするのか ほか)
第4章 フローの地下経済とストックの地下経済(二一・九兆円のフローの地下経済;個別に地下経済を推計する ほか)
著者等紹介
門倉貴史[カドクラタカシ]
1971年、神奈川県に生まれる。1995年、慶応義塾大学経済学部を卒業後、浜銀(横浜銀行)総合研究所入社。(社)日本経済研究センター、シンガポールの東南アジア研究所への出向、調査研究員を経て、2002年4月より第一生命経済研究所経済調査部副主任研究員として、主にマクロ経済の分析を担当する。また、証券アナリストとしても活躍中である
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