天下泰平

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  • サイズ B6判/ページ数 398p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062689168
  • NDC分類 210.1
  • Cコード C0321

内容説明

元和偃武が成り、“東照大権現”の鎮護のもと徳川幕府は、対外的には“鎖国”という虚構の“華夷秩序”をうち立て、国内には“徳川の平和”を実現する。武力を凍結された軍事集団、武士は自らをどう変えていくのか。戦乱の世を通じて獲得された人々の“自治”は、この新しい武家国家とどう折り合いをつけ、近世の町・村の仕組みを生み出していくのか。開かれゆく知の世界と、元禄社会の陰翳。

目次

序章 「天下泰平」の時代
第1章 乱世の終焉
第2章 「鎖国」―虚構の華夷秩序
第3章 寛永飢饉
第4章 村落社会と知
第5章 都市社会の成立
第6章 文治政治の陰翳
第7章 開けゆく書物の世界

著者等紹介

横田冬彦[ヨコタフユヒコ]
1953年生まれ。京都大学文学部卒、同大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(文学)。現在、京都橘女子大学文学部教授。日本近世史専攻
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MUNEKAZ

0
戦う人だったはずの武士が、「仁政」を目指す存在に変化していったことに動乱の時代の終わりを感じた。2015/11/29

いちはじめ

0
この巻では江戸時代初期(元禄時代頃まで)を扱う。そこそこ面白かったかな。2002/03/18

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