織豊政権と江戸幕府

織豊政権と江戸幕府

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  • サイズ A5判/ページ数 390p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062689151
  • NDC分類 210.1
  • Cコード C0321

内容説明

信長の天下布武はどこまで時代を見通したか。金銀使い、安土築城、貿易促進に見せた新しさとは。継承者・秀吉の検地や刀狩政策は、町村にどのような「平和」をもたらしたのか。無謀な朝鮮出兵の真のねらいは何か。そして家康の身分固定支配の結果、民衆はどう生き始めたか。中世から近世への激動をへて、保たれ続けた町村の自治とは―。被支配者の視点から統一の意義を問い直す。

目次

第1章 「天下布武」をめざして
第2章 都市・流通の世界と信長
第3章 地上の神の挫折
第4章 関白政権の成立
第5章 検地と刀狩
第6章 村の世界
第7章 秀吉の重商政策と都市の発展
第8章 朝鮮出兵と政権の動揺
第9章 江戸幕府の成立

著者等紹介

池上裕子[イケガミヒロコ]
1947年生まれ。新潟大学人文学部経済学科卒。現在、成蹊大学文学部教授。専門は日本中世史
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感想・レビュー

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3
織田・豊臣政権の共通性を、土地政策だけでなく、重商主義的な方向からも捉えている。特に秀吉の朝鮮侵略の理由を、交渉の経過等から国内の統一戦の延長で朝鮮・明への侵攻を捉えていたとの点は同意。鉱山や要衝・港湾など要所を押さえつつ政商の収奪を軸にした国家運営を志向していたのかもしれないと、想像が膨らむ。2024/04/24

いちはじめ

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講談社版・日本の歴史15巻。戦国時代を脱し天下統一の軌跡。被支配者の視点からというのがミソ。2002/01/16

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