講談社ことばの新書<br> 漢字のなりたち物語

講談社ことばの新書
漢字のなりたち物語

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 221p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062685658
  • NDC分類 821.2
  • Cコード C0281

内容説明

「北」という文字は二人の人間が背中をそむけ合っている形を示す。「比」は片方が向きを変えた形である。「臼」は双方が向き合った姿を示している。漢字を分解し、ときに中国の古文書をひもとき、故事来歴を楽しくつづる、興味つきせぬ文字のなりたち。

目次

麻―麻は「五穀」のひとつ
頭―頭の善し悪し
甘―甘は美なり
雨―雨降りの占い
家―家は神聖な場所
息―ゆるやかに息をする
育―育は出産の情景
鵜―鵜飼にペリカン
馬―馬肥ゆる秋
海―海は明るい未来〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Masashi Satoh

0
「漢字なりたち物語」と言うより「漢字おもいいれ雑記」だと思います。なりたちも書かれておりますが、面白おかしく思い入れが主体に述べられていると感じました。漢字について深く知りたいのであれば白川静さんの本が良いかと思われます。2013/11/25

おとしん

0
ほんとに面白い。こんな言い方したら偉そうで申し訳ないのですが,阿辻先生の大きな人間性は、最近出た「漢字逍遥」よりこちらの本にあるような気がします。NIEを意識していないこちらの本がまさに「本領発揮」という気がします。すごく勉強になりました。2010/03/14

Kei

0
一字につき2ページのコラム集のような本。出版当時(2000年)の世相を反映してか不景気への言及とちょっと下ネタにまつわるオチ?が多かった。2018/09/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/345367
  • ご注意事項