内容説明
のんびりのんきに呑々と、今日も今日とて風まかせ。足の向くまま気の向くままに、酒豪ヒナコとポワールが、所定めぬぶらり旅。出たとこ勝負のその果ては、鬼がでますか蛇となりますか、お代は払ってのお楽しみ!決して損はさせません。迷コンビが日本各地で繰り広げる、美味しく可笑しい大爆笑珍道中。
目次
仮想正月
ちんかも伝説
ひねもすのたり
東京干物
東京だよオノオノ方
オトコのチクビ
トライバスロン
なつかし狩り
悲しき肉塊
月が出た出た〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんぶん
14
杉浦日向子の作品を古本で揃えたく思います。2016/02/19
ぶんぶん
9
【図書館】著者と担当編集者のところ定めぬぶらり旅、果たしてどのような結末待っているのやら… 酒あり名物あり、女二人の珍道中、洒落た会話に心が躍ります。エッセイですので、軽く読めるかと高を括っていたら、なかなか充実した内容でした。440頁、超ボリュームの上に蘊蓄満載です。小気味良い日向子の「江戸弁」に酔った一冊でした。 ご冥福をお祈り致します…合掌。2013/07/01
tama
7
図書館本 杉浦日向子シリーズ読み イワシから二年後の同様企画のもので漫画家をやめて少し経った頃だが.本の半ばごろからちょっと趣きが変わる。蔦谷重三郎の辺りから。生命線が生まれたときから短いとか。病院の薬の話なども出てそうかぁという気になってしまう。嫌にはならないんだけどね こっちが気を使っちゃう感じ。とっくになくなってて、しかも本の世界なのにね。2018/08/23
こずえ
3
再刊行第二弾。再刊行版、この表紙ではなく、日向子観音のかわいらしいヌードですのよ♪2012/06/27
はづきさや
3
新装版を表紙買いしました〜。粋でよいなあ。うどんそばだいすき!2012/06/24