内容説明
巨人IBMが振り下ろす刃をかいくぐり先進国で唯一、市場の独占を阻んだ日本。技術者、経営者、官僚、さまざまな人間の織りなすドラマ―これは昭和の『坂の上の雲』である。さらに近年のIBMの凋落が意味するものは何か?国産メーカーはIBMの轍を踏むことはないのか?人と企業の盛衰を描いた傑作!第15回講談社ノンフィクション賞受賞。
目次
第1章 胎動
第2章 離陸
第3章 緒戦
第4章 礎石
第5章 追撃
第6章 選択
第7章 衝撃
第8章 暗雲
第9章 波紋
第10章 再編
第11章 飛翔
第12章 逆転
第13章 危機
第14章 運命