講談社文庫
ステップファザー・ステップ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 360p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062632850
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

中学生の双子の兄弟が住む家に落っこちてきたのは、なんとプロの泥棒だった。そして、一緒に暮らし始めた3人。まるで父子のような(!?)家庭生活がスタートする。次々と起こる7つの事件に、ユーモアあふれる3人の会話。宮部みゆきがお贈りする、C・ライス『スイート・ホーム殺人事件』にも匹敵する大傑作!

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HIRO1970

411
⭐️⭐️⭐️宮部さん通算11冊目。不思議な双子の男の子と父親役の泥棒の連作短編集。読みやすくてサクッと終わってしまいました。ちょっと物足りない感じの作品で少年探偵団とかコナンを読んでる時の感覚に近いものを感じました。全体にコミック的な本でした。2016/02/13

どんちん

295
(宮部作品に関わらず)どうも小説にでてくる(小中高大)学生は感覚的にあわない・イメージできないときが多い。作者はその”時”を経験しており、未知の領域ではないはず。なのに、「こんな(小中高大)学生いないだろ」が普通に登場(設定)してくる・・・皆が皆「見た目は子供、頭脳は大人」ぢゃないだろみたいに(笑) で、今回はどうだ?!お!日常ではありえない設定であるに関わらず、直・哲兄弟は普通であり、いいではないか!話のテンポもよく、ホンワカな読後感もあり、なるほど、ロングセラーといわれるだけのものであると実感!!2013/06/27

Tanaka

259
ハートウォーミングストーリー。 昔TBS(?)でドラマやってて、見てなかったけどとても見たくなった。 ただ、随所に今風ではない言葉だなと思ったら案の定1993年出版なのね。2014/08/20

ちはや@灯れ松明の火

209
右を向けば無邪気な笑顔、左を向いても同じ笑顔、さて違いはどこでしょう?生まれた時から子は子だけど、親になるのは楽じゃない。郊外新築マイホーム、両親に遺棄された一卵性双生児とドジ踏んで怪我した職業泥棒、非合法的親子契約で疑似家族誕生。授業参観に病院の付き添い、手料理囲んで家族旅行、脅迫偽札誘拐と不穏な事件の数々、生活費調達と一家団欒のためお父さんお仕事がんばります。成り行きが生み出した家族の絆がずっと孤独から目を背けていた心を包み込む。作り物だけど本物以上、ふたつの笑顔に挟まれた、マイ・スイート・ホーム。 2012/01/15

扉のこちら側

194
初読。寝る前の読書にちょうどの読みやすい文体。2012/04/03

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