出版社内容情報
【内容紹介】
南鄭(なんてい)追放の憂き目にあった劉邦軍に、項羽の義帝暗殺の報が届いた。劉邦は各地に項羽打倒の檄(げき)を飛ばし、まずかん陽を制圧した。項羽がすぐ斉(せい)に打って出た虚(きょ)を突き、劉邦は項羽の本拠彭城(ほうじょう)を制圧したが、項羽は僅か3万の軍で、50万の劉邦軍を敗走させた。広武山(こうぶさん)で対決した両軍だが、項羽は劉邦に捕らわれた虞美人救出に拘(こだ)わったため、垓下城(がいかじょう)に敗走進退極まった。愛する虞美人に自害され死を覚悟した項羽は劉邦軍に突入する!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nakmas
7
権力を得ようとするだけの戦いは醜い。。2019/07/13
北白川にゃんこ
3
逃げたり戦ったり逃げたり戦ったり逃げたり戦ったり2021/03/21
arianrhod
2
項羽と劉邦、こんなお話だったのですね。ざっくり知れてよかったです。でもここから、他の本も読んでみたいと思わせられないのが残念です。2015/10/19
𝓚𝓸𝓉𝓸
1
項羽と劉邦の競争の終結。虞美人の最期は胸に迫るものがあった。『大義名分』『劉邦反撃』『彭城の血戦』『広武山の対決』『四面楚歌』『虞美人草の花散る』2017/06/30
shisha
1
ここにきて劉邦が勢いづいてきた。そして項羽が……。2010/09/13