出版社内容情報
【内容紹介】
背水の陣を布いた項羽は秦將章邯を粉砕、一路かん陽へ。しかし先にかん陽入りした劉邦に秦王嬰(えい)は降伏、秦は滅亡する。だが劉邦は、大軍を擁し鴻門(こうもん)に陣を布く項羽の所へ挨拶に出向く。ここで辛くも暗殺を逃れた劉邦を尻目に、項羽はかん陽宮を焼き払い、劉邦も一眼惚れした美女・虞美人を手に入れる。楚に凱旋した項羽は、懐王を義帝に棚上げ西楚の覇王と称し中国全土支配を宣言する。そして劉邦を南鄭(なんてい)へ追放、義帝を暗殺した。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
北白川にゃんこ
3
秦もう滅んじゃった。諸行無常である。2021/03/16
𝓚𝓸𝓉𝓸
1
スキマにて。范増が項羽に劉邦を殺させようとするが、樊噲などの働きによって事なきを得たというところは漢文でやった『鴻門の会』そのままだ!と思って感動。これを中高で読んでいればまた漢文も中国史も楽しく授業が聞けたろうになと少し残念に思った。『法三章』『虞美人』『鴻門の会』『壮士樊噲』『咸陽焼亡』『義帝暗殺』2017/06/28
arianrhod
1
感想・・・、書きにくいなぁ。ストーリーが淡々とすすむだけで、あんまり感情とかがはいってこない。でもざっくりと史記を知りたい人にはいいかも。2015/10/19
shisha
0
劉邦の穏やかさがすごく短所に見える。ここまで項羽の凶悪さが突き抜けてると、逆に痺れる。2010/09/11
AiN
0
説明 背水の陣を布いた項羽は秦將章邯を粉砕、一路かん陽へ。しかし先にかん陽入りした劉邦に秦王嬰(えい)は降伏、秦は滅亡する。だが劉邦は、大軍を擁し鴻門(こうもん)に陣を布く項羽の所へ挨拶に出向く。ここで辛くも暗殺を逃れた劉邦を尻目に、項羽はかん陽宮を焼き払い、劉邦も一眼惚れした美女・虞美人を手に入れる。楚に凱旋した項羽は、懐王を義帝に棚上げ西楚の覇王と称し中国全土支配を宣言する。そして劉邦を南鄭(なんてい)へ追放、義帝を暗殺した。2021/06/03