こころライブラリー<br> 身体醜形障害―なぜ美醜にとらわれてしまうのか

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こころライブラリー
身体醜形障害―なぜ美醜にとらわれてしまうのか

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  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062597005
  • NDC分類 493.74
  • Cコード C0311

出版社内容情報

「自分は醜い」と思い込む人たちの不思議な心の世界。20年以上身体醜形障害と向きあってきた第一人者が、容姿に悩む病理に迫る。マイケル・ジャクソンは、なぜ自らの容姿にこだわり、ひどく苦しんだのか?
臨床経験豊富な第一人者が、容姿に悩む病理に迫る
“自分は醜い”と思い込む人たちの不思議な心の世界

第1章 容姿の悩みが生まれるとき
第2章 容姿の醜さを恐れる人々――身体醜形障害
第3章 身体醜形障害のさまざまな特徴
第4章 身体醜形障害とボディーイメージ
第5章 身体醜形障害の心の世界
第6章 身体醜形障害が現れるとき
第7章 身体醜形障害の治療
第8章 容姿の美しさとは?

はじめに
第1章 容姿の悩みが生まれるとき
第2章 容姿の醜さを恐れる人々──身体醜形障害
第3章 身体醜形障害のさまざまな特徴
第4章 身体醜形障害とボディーイメージ
第5章 身体醜形障害の心の世界
第6章 身体醜形障害が現れるとき
第7章 身体醜形障害の治療
第8章 容姿の美しさとは?
おわりに
参考文献


鍋田 恭孝[ナベタ ヤスタカ]
著・文・その他

内容説明

マイケル・ジャクソンは、なぜ自らの容姿にこだわり、ひどく苦しんだのか?“自分は醜い”と思い込む人たちの不思議な心の世界。臨床経験豊富な第一人者が、容姿に悩む。病理に迫る。

目次

第1章 容姿の悩みが生まれるとき
第2章 容姿の醜さを恐れる人々―身体醜形障害
第3章 身体醜形障害のさまざまな特徴
第4章 身体醜形障害とボディーイメージ
第5章 身体醜形障害の心の世界
第6章 身体醜形障害が現れるとき
第7章 身体醜形障害の治療
第8章 容姿の美しさとは?

著者等紹介

鍋田恭孝[ナベタヤスタカ]
愛知県生まれ。慶應義塾大学医学部卒業(医学博士)。同精神神経科助手、同講師、宇都宮大学保健管理センター助教授、防衛医科大学校精神科講師、大正大学教授を経て、立教大学現代心理学部教授。また、青山渋谷メディカルクリニック院長、NPO法人・青山心理グローイングスペース理事長として臨床にあたっている。欧州共同認定サイコセラピスト。専門分野は心身医学、臨床心理学、児童・青年期精神医学、うつ病臨床などで、特に思春期の心理療法、うつ病の心理療法、対人恐怖症をはじめとする神経症の心理療法では、指導的立場にある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gtn

24
幼い頃から父親に「でか鼻」と言われ続けたマイケル・ジャクソンの例を挙げ、身体醜形障害は、親の刷り込みも要因の一つと著者は説明する。自分のちっぽけな価値観を子に押し付けるのは犯罪。そんな親を乗り越え、俯瞰できるようになれば、美醜の呪縛からも解放されていくのだろう。2021/08/20

Jas

7
興味のあるところだけ読んだ。子供の頃から容姿のコンプレックスに悩んできたが、本当に醜い場合は身体醜形 障害ではなく、当然の悩みであるとのこと。容姿にも恵まれなかったが、人間としては魅力的な人でありたい。2020/06/07

velikiy99

7
自身の姿形が醜いことに悩む身体醜形障害を診てきた臨床経験豊富な著者による,症状の背景にある心理面の分析と,治療アプローチの解説. 男性ではボディビルダーなどの間で,自身は筋肉が足りないと思い込み,強迫的にトレーニングを行うような身体醜形障害も存在するとのことだが,原因の一端は幼少期にかわいさやかっこよさを中心とした評価ばかりを受けたり,それで気を引くことでしか他者からの愛情を確認できなかったりすることにある,という話を知ると,こうしたことは学力や,芸術的才能といった分野でもあるのではないかと思った.2019/09/28

ミライ

7
自分は実際に不細工なのでこの障害には当てはまらない人なんですが。興味があって読んでみました。確かに理解できる部分があって自分の心の中が少しだけ分かったような気がします。当人よりも醜形障害の方を家族に持つ方は是非読んでみて欲しいです。やはり冗談でも子供に容姿について批判するようなことを言ってはいけませんね。2013/10/06

フロリゲン

7
多かれ少なかれ、皆自分の体にコンプレックスを持っているとは思う。 私も色々あるけれど、「障害」と呼べるまでではないかな・・・ 私の場合は自分が醜いのは分かっていたから鏡を全く見なかった。 ちゃんと直視できるようになったのは最近のこと。 極度の近眼で自分の顔が本当はどういう顔なのかわからなかったので、最近コンタクトをしてみて初めて自分の目付きのきつさに気づき、少し悩んでいる。 「美」とは何かという問に答えは出ないから、自分の体をありのまま受け止めてそれをよしとしたい。2013/08/02

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