健康ライブラリーイラスト版<br> 家庭編 アスペルガー症候群・高機能自閉症の子どもを育てる本

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健康ライブラリーイラスト版
家庭編 アスペルガー症候群・高機能自閉症の子どもを育てる本

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  • サイズ B5判/ページ数 102p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784062594264
  • NDC分類 378.6
  • Cコード C2347

出版社内容情報

aひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリーイラスト版》

【家庭でできる支援のヒントと対応策が満載!】
家事の手伝い、言葉づかい、食事マナー、余暇の楽しみ方……。
身につけたい生活習慣と注意点を豊富なイラストで徹底解説。
誤解を受けやすい感覚面のこだわり、外出先でのトラブル、パニック行動についても対応策を紹介。

[まえがきより]
アスペルガー症候群の子どもが安定して育っていくためには、二つの習慣が必要です。ひとつは、仕事をする習慣。もうひとつは、余暇を楽しむ習慣です。この二つを、家庭や周囲の人から押しつけるのではなく、子ども本人の興味・関心をいかす形で習慣づけていくことが大切です。子どもの特性を正しく理解して、意思を尊重し、支援していくこと。それが家庭に求められることなのです。

【本書のおもなポイント】
●アスペルガー症候群の子を育てる基本は、安心して暮らせる家庭を築くこと
●曖昧な言い方では伝わらない。数字や位置、程度を正確に、ありのままに伝える
●食事のマナーを教える前に食事の楽しさを伝える
●子どものもっている「こだわり」への理解不足が、パニックをよぶ
●音や光には敏感で、汚れには鈍感なわけ
●会話のすれ違いを防ぐ、便利な言い回し
●イライラをしずめたいときの合い言葉
●事前準備が欠かせない。外出先・旅先での注意点

【本書のおもな内容】
《第1章 アスペルガー症候群の子の家庭生活》
【子どもの特性】
【対応の基本】
《第2章 生活習慣とマナーを身につける》
【対応の基本】
【家事全般】
【身だしなみ】
【食事】
【余暇】
《第3章 家族会議で問題を解決していく》
【対応の基本】
【こだわり】
【言葉づかい】
【人間関係】
《第4章 外出先・旅先での注意点を知る》
【対応の基本】
【外出先で】
【旅先で】
《第5章 ひとり立ちに向けて、やっていくこと》
【対応の基本】
【就学・就労】
【ひとり暮らし】

《第1章 アスペルガー症候群の子の家庭生活》
【子どもの特性】家庭にも誤解されやすい、3つの特性
【対応の基本】安心感のある家庭を築くのが、すべての基本/ つらい練習ではなく、成功体験をさせる/ TEACCHで、暮らしやすい環境をつくる
【お母さんお父さんにアドバイス】障害があるようにみえない子もいます
《第2章 生活習慣とマナーを身につける》
【対応の基本】常識的なことでも、一から丁寧に教える
【家事全般】上下左右や長短も、教えないとわからない/ 掃除や調理など、得意な家事をまかせる/ 電話や来客への対応は、完璧でなくてもよい
【身だしなみ】髪型や服装の乱れは、注意して気づかせる/ 洗顔・入浴を嫌がる子には、道具で支援
【食事】食事のマナーは、できる範囲で守ってもらう/ 偏食になるのは、感覚や知覚が人と違うから
【余暇】勉強と遊びを、空間的にも時間的にもわける/ 身体感覚をみがくためのバランス運動
【お母さんお父さんにアドバイス】「どうしてわからないの?」は禁句です
《第3章 家族会議で問題を解決していく》
【対応の基本】特性を理解すれば、トラブルは減っていく
【こだわり】こだわりへの理解不足が、パニックをよぶ/ 音や光には敏感で、汚れには鈍感なわけ/ 規則や時間にこだわる子には、誤差を伝える
【言葉づかい】便利な言い回しをいくつか教えておく/ 独特の「自分語」をどこまで認めるか
【人間関係】いつもひとりで、友達と遊ぼうとしない/ 性の問題には、父親の協力が欠かせない
【お母さんお父さんにアドバイス】適切な養育をすれば、非行などしません
《第4章 外出先・旅先での注意点を知る》
【対応の基本】計画と準備をすれば、安心感がいだける
【外出先で】【旅先で】
【お母さんお父さんにアドバイス】子どもの疲れやすさに配慮してください
《第5章 ひとり立ちに向けて、やっていくこと》
【対応の基本】自立を支援しながら、いっしょにがんばる
【就学・就労】【ひとり暮らし】
【佐々木正美からのメッセージ】家庭での安心感が、ほかの人や社会への興味につながります


佐々木 正美[ササキ マサミ]
監修

内容説明

家事の手伝い、言葉づかい、食事マナーetc.身につけたい生活習慣と注意点を徹底解説。家庭でできる支援のヒントと対応策が満載。

目次

1 アスペルガー症候群の子の家庭生活(子どもの特性―家族にも誤解されやすい、三つの特性;対応の基本―安心感のある家庭を築くのが、すべての基本 ほか)
2 生活習慣とマナーを身につける(対応の基本―常識的なことでも、一から丁寧に教える;家事全般―上下左右や長短も、教えないとわからない ほか)
3 家族会議で問題を解決していく(対応の基本―特性を理解すれば、トラブルは減っていく;こだわり―こだわりへの理解不足が、パニックをよぶ ほか)
4 外出先・旅先での注意点を知る(対応の基本―計画と準備をすれば、安心感がいだける;外出先で―家でできることが、外ではできなくなる ほか)
5 ひとり立ちに向けて、やっていくこと(対応の基本―自立を支援しながら、いっしょにがんばる;就学・就労―学校や医療機関と、情報を共有する ほか)

著者等紹介

佐々木正美[ササキマサミ]
1935年、群馬県生まれ。川崎医療福祉大学特任教授、ノースカロライナ大学医学部精神科非常勤教授。新潟大学医学部を卒業後、東京大学、ブリティッシュ・コロンビア大学、小児療育相談センターなどをへて、現職。専門は児童青年精神医学、ライフサイクル精神保健、自閉症治療教育プログラム「TEACCH」研究。糸賀一雄記念賞、保健文化賞、朝日社会福祉賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

オカメルナ

5
学校編・思春期編等、同じ著者なので内容的にはほぼ同様。次は違う方の意見を読んでみよううかな。2010/08/18

isagawa

3
とにかく、自分でも自覚のないままに、いろんなことがうまくできずに苦しんでいる子供。。。  親もそれに気付けないでいたけど、分かって良かった。  とにもかくにも、親が理解してあげるのが第一歩。2015/04/25

えび☆

0
★★★★☆ この健康ライブラリーシリーズはとても読みやすい。 いろんなサポート例が載っています。学び⇔臨床を行き来しながら わかったつもりにならないように日々精進したいと思います。2015/04/05

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