出版社内容情報
アメリカ独立戦争、フランス革命から『シャルリー・エブド』まで。政教分離を体現してきたフリーメイスンから西洋近代の精神を読む。謎めいた存在ゆえに、陰謀論の格好の対象となるフリーメイスン。秘密に包まれたイニシエーションの実態とは? 「自由、平等、兄弟愛」などキリスト教ルーツの価値観を政治から切り離し、「普遍価値」として復権させることが彼らの使命である。アメリカ独立戦争、フランス革命から『シャルリー・エブド』事件まで、フリーメイスンの誕生と変容を辿りながら、西洋近代をもうひとつの視点からとらえなおす。(講談社選書メチエ)
序章 フリーメイスンからみた西洋近代史
第一章 イニシエーション――フリーメイスンとカトリックのあいだ
第二章 近代フリーメイスンの成立
第三章 フリーメイスンと宗教
第四章 アンチ・フリーメイスン
第五章 政教分離(ライシテ)とフリーメイスン
終章 新しいフリーメイスンの可能性
竹下 節子[タケシタ セツコ]
著・文・その他
内容説明
謎めいた存在ゆえに、陰謀論の格好の対象となるフリーメイスン。秘密に包まれたイニシエーションの実態とは?「自由、平等、兄弟愛」など、キリスト教ルーツの価値観を政治から切り離し、「普遍価値」として復権させることが彼らの使命である。アメリカ独立戦争、フランス革命から『シャルリー・エプド』事件まで、フリーメイスンの誕生と変容を辿りながら、西洋近代をもうひとつの視点からとらえなおす。
目次
序章 フリーメイスンからみた西洋近代史
第1章 イニシエーション―フリーメイスンとカトリックのあいだ
第2章 近代フリーメイスンの成立
第3章 フリーメイスンと宗教
第4章 アンチ・フリーメイスン
第5章 政教分離とフリーメイスン
終章 新しいフリーメイスンの可能性
著者等紹介
竹下節子[タケシタセツコ]
東京大学大学院比較文学比較文化修士課程修了。同博士課程、パリ大学比較文学博士課程を経て、高等研究所でカトリック史、エゾテリズム史を修める。比較文化史家・バロック音楽奏者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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