出版社内容情報
読める わかる
知の高峰を「読み平らげる」新シリーズ第1弾
人だれしもが抱く「ほんとうの生き方」への憧れは、近代において、どのようなかたちをとりうるか。魂の通じ合いとしての恋愛。社会変革を目指す革命。道徳的生き方、芸術と学問による自己表現――『精神現象学』は、近代社会における人間の生と社会の在り方の「可能性」を、深く洞察した希有の書だ。難解で鳴るヘーゲルの文章を徹底的に解読し、これまでになく平易かつ明快な言葉で、思想の新たな可能性を開く。
[本書の特色]
●原典の訳文に忠実に
●その上でより平易に、わかりやすく
●解読度を【A】から【D】で表示
●「章頭解説」で各章を簡潔に要約
●難所難所に解説を配す
●巻頭・巻末解説で著作のトータルな理解が可能に
緒論
第1章 意識
第2章 自己意識
第3章 理性
第4章 精神
第5章 宗教
第6章 絶対知
竹田 青嗣[タケダ セイジ]
著・文・その他
西 研[ニシ ケン]
著・文・その他
内容説明
人だれしもが抱く「ほんとうの生き方」への憧れは、近代において、どのようなかたちをとりうるか。魂の通じ合いとしての恋愛。社会変革を目指す革命。道徳的生き方、芸術と学問による自己表現―『精神現象学』は、近代社会における人間の生と社会の在り方の「可能性」を、深く洞察した希有の書だ。難解で鳴るヘーゲルの文章を徹底的に解読し、これまでになく平易かつ明快な言葉で、思想の新たな可能性を開く。
目次
緒論
第1章 意識
第2章 自己意識
第3章 理性
第4章 精神
第5章 宗教
第6章 絶対知
著者等紹介
竹田青嗣[タケダセイジ]
1947年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。明治学院大学国際学部教授を経て、早稲田大学国際教養学部教授。哲学者、文芸評論家。現象学をベースに、哲学的思考の原理論としての欲望論哲学を展開している
西研[ニシケン]
1957年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。京都精華大学人文学部社会メディア学科助教授を経て、和光大学現代人間学部現代社会学科教授。哲学者。哲学を一人ひとりが深く考えるための技術として「再生」することを目指す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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