講談社選書メチエ<br> 合理的とはどういうことか―愚かさと弱さの哲学

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講談社選書メチエ
合理的とはどういうことか―愚かさと弱さの哲学

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  • サイズ B6判/ページ数 214p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062583886
  • NDC分類 114
  • Cコード C0310

出版社内容情報

私たちは本当に“理性的存在”か?
なぜ私たちは、不合理な行動をしたり、意志の弱さや愚かさを見せたりしてしまうのか。それらの行為は「理性」に反したものなのだろうか。この問いから、人間であるという、そのあり方の本質が見えてくる。進化の歴史から日常的な問題まで幅広いスケールで繰り広げる「合理的である」ことをめぐる思考の冒険!

【目次】
序章 不合理な存在
第1章 人間の不合理・愚かさ・弱さ
 1.意志の弱さと行為の選択
 2.こころの仕組み
 3.人間性の成熟
第2章 人間だけが不合理であり得る理由
 1.人間性の起源
 2.不合理性の源泉
第3章 不合理・愚かさ・弱さと常識の不寛容
 1.私たちが求める合理性
 2.プロフェッショナリズム
 3.アマチュアリズム
第4章 人間の自然・不自然と不合理
 1.自然・不自然・不合理
 2.自然的世界と価値の世界

内容説明

なぜ私たちは、不合理な行動をしたり、意志の弱さや愚かさを見せたりしてしまうのか。それらの行為は「理性」に反したものなのだろうか。この問いから、人間であるという、そのあり方の本質が見えてくる。進化の歴史から日常的な問題まで幅広いスケールで繰り広げる「合理的である」ことをめぐる思考の冒険。

目次

序章 不合理な存在(日常の合理・不合理という問題;社会性と計画性 ほか)
第1章 人間の不合理・愚かさ・弱さ(意志の弱さと行為の選択;こころの仕組み ほか)
第2章 人間だけが不合理であり得る理由(人間性の起源;不合理性の源泉)
第3章 不合理・愚かさ・弱さと常識の不寛容(私たちが求める合理性;プロフェッショナリズム ほか)
第4章 人間の自然・不自然と不合理(自然・不自然・不合理;自然的世界と価値の世界)

著者等紹介

岡部勉[オカベツトム]
1949年生まれ。東京大学文学部卒業。同大学大学院人文科学研究科修了。熊本大学文学部教授。専門は、哲学・芸術学・コミュニケーション学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真黒コスモス

2
合理的、と言えるのは論理的正しさだけでなく価値観、社会的なものが関わってくる。プロだけでなく一般人も理解できる理屈である必要がある。・・・でいいのだろうか。難しかった。あんまり表題から期待していたものではなかった2015/10/12

Go Extreme

1
不合理な存在: 日常の合理.不合理という問題 社会性と計画性 人間の不合理・愚かさ・弱さ: 意志の弱さと行為の選択 こころの仕組み 人間性の成熟: 成熟の三つの段階 人間だけが不合理であり得る理由: 人間性の起源 不合理性の源泉 不合理・愚かさ・弱さと常識の不寛容: 私たちが求める合理性 プロフェッショナリズム 専門家モデル 認知主義者 アマチュアリズム 洗練された形而上学者 人間の自然・不自然と不合理: 自然・不自然・不合理 自然的世界と価値の世界 反自然主義  構成主義の考え方 実在論の可能性2022/01/05

kuadnis

0
自分で決定した行為であっても"選択"されないと実行されないというのは面白い考えだなと思いました。2016/07/31

アレ

0
論がバラバラでひどい2012/06/07

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