出版社内容情報
近代日本が堕ちた「善意」の闇。善意が起こす「革命」はタチが悪い! 我々が創出した「近代」の問題の本質は、陽明学と水戸学の系譜が交差するとき明らかになる。陽明学の新たな解釈史にして、日本近代思想史の驚くべき読み直し。(講談社選書メチエ)
プロローグ 靖国「参観」の記
エピソード1 大塩中斎――やむにやまれぬ反乱者
エピソード2 国体論の誕生――水戸から長州へ
エピソード3 御一新のあと――敗者たちの陽明学
エピソード4 帝国を支えるもの――カント・武士道・陽明学
エピソード5 日本精神――観念の暴走
エピソード6 闘う女、散る男――水戸の残照
エピローグ 陽明学サガの終焉
小島 毅[コジマ ツヨシ]
著・文・その他
内容説明
善意が起こす「革命」はタチが悪い!我々が創出した「近代」の問題の本質は、陽明学と水戸学の系譜が交差するとき明らかになる。陽明学の新たな解釈史にして、日本近代思想史の驚くべき読み直し。
目次
プロローグ 靖国「参観」の記
1 大塩中斎―やむにやまれぬ反乱者
2 国体論の誕生―水戸から長州へ
3 御一新のあと―敗者たちの陽明学
4 帝国を支えるもの―カント・武士道・陽明学
5 日本精神―観念の暴走
6 闘う女、散る男―水戸の残照
エピローグ 陽明学サガの終焉?
著者等紹介
小島毅[コジマツヨシ]
1962年生まれ。東京大学文学部卒業。同大学大学院人文科学研究科修士課程修了。東京大学大学院人文社会系研究科助教授。専門は中国哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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