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講談社選書メチエ
江戸の英吉利熱―ロンドン橋とロンドン時計

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062583527
  • NDC分類 678.21
  • Cコード C0321

内容説明

「この町はどういうわけかロンドンを思い出させる」鎖国期、江戸とロンドンはつながっていた―。将軍が愛したイギリス製時計、ロンドン橋を模写した旗本。イギリス発の科学技術に心奪われる文人。知られざる日英視覚交流を明らかにする「想像の交易」の物語。

目次

はじめに 想像の交易
第1章 平戸商館にて
第2章 布、鎧、ポルノグラフィー―モノの交易をとりまく逸話
第3章 時計に憑かれた江戸っ子
第4章 江戸のロンドン
第5章 海を渡った美術品―屏風と遠眼鏡
第6章 絵の国イギリス
第7章 帝国主義イギリスの登場―憧憬から恐怖へ
結び 二重の歴史の物語

著者等紹介

スクリーチ,タイモン[スクリーチ,タイモン][Screech,Timon]
1961年イギリス・バーミンガム生まれ。オックスフォード大学卒業。ハーヴァード大学大学院美術史学博士号取得。現在、ロンドン大学アジア・アフリカ研究学院(SOAS)教授。多摩美術大学客員教授。専門は日本美術史・江戸文化論

村山和裕[ムラヤマカズヒロ]
1966年生まれ。早稲田大学社会学部卒業。オックスフォード大学セント・アンソニー・カレッジ修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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