• ポイントキャンペーン

講談社選書メチエ
縄文論争

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 250p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062582568
  • NDC分類 210.2
  • Cコード C0321

内容説明

縄文人はどこから来たか?縄文人もコメを作っていた?土偶は何に使われたのか?三内丸山遺跡発見の真の意義は?百家争鳴の縄文像を検証し、最新の知見で読む縄文のすべて。

目次

序章 三内丸山遺跡の衝撃
第1章 縄文文化とは何か―多様な暮らしと物質文化
第2章 多様な縄文文化
第3章 縄文人出現
第4章 縄文時代のコメ
第5章 縄文の終焉、弥生の変革
第6章 世界の中の縄文文化
終章 本書で明らかにした縄文時代像

著者等紹介

藤尾慎一郎[フジオシンイチロウ]
1959年生まれ。広島大学文学部史学科卒業。九州大学大学院博士課程修了。現在、国立歴史民俗博物館考古研究部助教授。文学博士。専門は日本考古学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kenitirokikuti

10
図書館にて。2002年12月刊行。青森の三内丸山遺跡の調査が進み、その全体像が見えてきた頃の論である。現在から振り返ると、ヒトゲノム解析終了宣言の直前だということに留意すべきだろう▲第六章世界の中の縄文文化。時代区分論の見直しが進む。欧州では約六千年前に磨製石器が現れ、それを新石器時代と設定した。のち農耕や牧畜という指標が追加される(ゴードン・チャイルドの新石器革命論)。しかし、古代ブリテン島に巨石建造物はあるが牧畜農耕の痕跡は見つからなかった/採集→生産という区分から遊動→定住へ。柄谷『遊動論』はこれか2023/11/06

takao

1
ふむ2022/04/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/99465
  • ご注意事項