内容説明
出会い、そして別れ…。一六世紀以来、「友情の証」として交わされた記念帳。バッハ、ハイドン、ベートーヴェン、そしてモーツァルト。大作曲家たちの記帳を読み解き、その知られざる素顔を探る。
目次
序章 友情を記念するということ
第１章 友情記念帳の歴史
第２章 音楽と友情記念帳
第３章 Ｊ・Ｓ・バッハとその息子・弟子たち
第４章 ハイドンとモーツァルト
第５章 ベートーヴェンの複雑な顔
第６章 変容する友情記念帳―独自な表現を求めて
終章 友情記念帳研究への展望
著者等紹介
伊東辰彦［イトウタツヒコ］
１９５２年生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。ニューヨーク州立大学（ストーニー・ブルック校）で修士課程修了（西洋音楽史）。デューク大学大学院博士課程修了（Ｐｈ．Ｄ．）。現在、国際基督教大学準教授。専攻は、音楽学
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