講談社選書メチエ
ギリシャ正教 無限の神

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 202p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062582216
  • NDC分類 198.19
  • Cコード C0316

内容説明

神は無限である。人は有限である。しかし、神は人に成り、人は神に成ることができる。ギリシャ正教のテーゼを現代数学で読みかえるとき、東方二〇〇〇年の智恵が新たな知として甦る。宗教と数学のクロスオーバー=数理神学が切り拓く、二一世紀における宗教の可能性。

目次

第0章 なぜ、今「ギリシャ正教」なのか
第1章 ギリシャ正教
第2章 三一論
第3章 パラミズム
第4章 神の集合論
第5章 神の濃度
第6章 神の公理系

著者等紹介

落合仁司[オチアイヒトシ]
1953年、東京都生まれ。東京大学経済学部経済学科卒業。同大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、同志社大学経済学部教授。専門は、宗教学、数理神学、東方キリスト教学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

工藤 杳

0
どうも、宗教という領域に土足で上がられたような感覚を否めない。あと書きで著者が触れていることだけれど、西欧の分析的思考をこそ、ソロヴィヨフは批判したのではなかったか(もちろん、それだけではなかったが)神とは無限だ、それは良い。だがあらゆる無限は神であるしかないのだろうか(という疑問はナイーヴすぎるだろうか)2017/04/14

小澤 泰裕

0
所謂數理神學の入門書だが、著者の數學の素養が低いため説明がアバウトで讀むのに苦勞した。2012/12/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/133276
  • ご注意事項