内容説明
第二次大戦後まもなく、死海のほとりの洞窟で、ベドウィンが見つけた奇妙な壺。その中には、世界を驚愕させる文書が納められていた。その名も「死海文書」。この写本群により、古代ユダヤ教の実像が明らかになる。2000年の眠りから甦った写本群を、最新の成果をもとに読む。
目次
序章 世紀の大発見
第1章 発見の端初
第2章 二十世紀に甦った写本群
第3章 死海文書の世界
第4章 クムラン宗団センター
第5章 クムラン宗団の生活信条
第6章 ユダヤ教暦とクムラン暦
第7章 巻物の再発見
終章 死海文書発見の意義