講談社選書メチエ
御用絵師 狩野家の血と力

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  • サイズ B6判/ページ数 233p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062580304
  • NDC分類 721.4
  • Cコード C0371

内容説明

室町中期から江戸末までの四百年、絵画の世界に君臨した天才絵師たち、元信、永徳、探幽…。「絵師の家」として、時の権力に巧みに結びつき、城、御所などの障壁画制作を独占していく。狩野派の画風はいかに創られたのか。「家」の継続はいかに図られたのか。狩野家の闘いと苦悩を新しい視点から描く。

目次

第1章 絵師の家、狩野家の出現―正信
第2章 狩野派の大成―天下画工の長・元信
第3章 栄光と大飛躍―永徳
第4章 狩野派の動揺
第5章 画壇の帝王―探幽
第6章 奥絵師の繁栄と衰退

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yamahiko

12
血を繋げることに執着する「業」の深さの一端を垣間見る思いでした。ほとんど知らなかったことばかりだったので、とても面白く読めました。今後は、狩野派の絵を楽しめそうです。2017/09/09

AR読書記録

1
仕事がらみで手にとっただけでしたが、面白かった! わかりやすくお勉強になりました。ぼんやりとしていた“狩野派”のイメージがクリアになりました。ちょいと注文をつけるなら、もうちょっとルビをふってほしいのと、タイトルがちょい物騒な感じ、というところでしょうか。血じゃなくて血脈、くらいの…2012/12/06

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