内容説明
文化・芸術の後援者・保護者―、パトロン。シェークスピア、ピール、ドライデン。歴史に残る芸術家も、金と職を求めて屈辱的な日々を送った。きまぐれな大貴族、聖職者。貧困にあえぐ作家、詩人。自由と独立をめざして、彼らの選んだ道とは?
目次
第1章 パトロンとは
第2章 女王陛下の御手
第3章 宮廷人の文芸熱
第4章 パトロンに恵まれた男―マシュー・プライアー
第5章 独立を望む作家たち
第6章 「貧しき作家の安価な作品」
第7章 翻訳でもうけた男―アレグザンダー・ポープ
第8章 ジョンソンの独立宣言