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出版社内容情報
小山 慶太[コヤマ ケイタ]
原著
佐々木 ケン[ササキ ケン]
著・文・その他
内容説明
舞台は大きく2つの時代で繰り広げられます。古典物理学の時代では力学と電磁気学を学び、電気と磁気が統一される前夜に遭遇。現代物理学の時代では量子力学と相対性理論という、光速に近い運動や重力場といった、われわれの想像を超えた領域に引き込まれていきます。高校生3人組が歴史上の科学者たちを直撃しながら、物理学発展の舞台裏を臨場感豊がにレポートします。
目次
第1章 力学(ニュートン;ケプラーとガリレオ;ニュートン力学)
第2章 電磁気学(エーテルのミステリー;光速は高速;電気と磁気;製本屋ファラデー;エーテルのしっぽ)
第3章 量子力学(放射線がいっぱい;原子の中へ;古典から量子へ;量子の不思議な世界)
第4章 相対性理論(エーテルと光;E=mc2;一般相対性理論)
著者等紹介
小山慶太[コヤマケイタ]
1948年生まれ。早稲田大学理工学部卒業。理学博士。早稲田大学社会科学総合学術院教授(科学史)
佐々木ケン[ササキケン]
1948年鳥取県生まれ。東京大学漫画クラブ(ホントは理学部地球物理学科)卒業後、数年間の会社員生活を経て漫画家となる。主に一コマの風刺漫画や四コマ漫画などを描く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
非日常口
30
ブルーバックスの「おはなし」シリーズ。相変わらず字が多いけど、するする読める。物理学に関わった偉人の苦労や発見の瞬間、文系の私でも知っている有名なエピソードをちょこちょこ盛り込んでくれている。物理の細かい話や教科書をやり直す前に、こういう人の流れを押さえておくのに丁度良い。2015/05/20
おさむ
15
前半の古典物理学の辺りは学生時代の記憶も残っていて楽しめましたが、後半の現代物理学になると残念ながらもうお手上げ。字が多くなってほとんど教科書。面白くありません。ニュートンのフック嫌い、ファラデーとデイビィーの確執等、人間臭い科学者たちの生態が一番親しみがもてました。2015/05/28
nbhd
14
「おはなし物理学史」と銘打ちながら、「おはなし」になっていない。まさに「おはなしにならない」(寒っ!)…というようなギャグが乱発され、理解が糞詰まる。…いや、むしろ、【「おはなし」と言いながら「おはなし」になっていない】というホコタテな事態こそ、なにか重大な物理法則と結びついているのかもしれないけど、中学生におすすめできる本ではない。2021/04/19
anco
14
物理学史のおおまかな流れを知ることができました。マンガ形式ではありますが、情報量は多めでした。詳しくはそれなりの本で。2016/07/12
スプリント
7
マンガのテイストが昭和っぽい(学習漫画の様)ですが2015年に刊行された本です。内容を詰め込みすぎて読みづらいところがありますが物理学の概要を知るにはよい本かと。2015/05/16