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出版社内容情報
宮野 公樹[ミヤノ ナオキ]
著・文・その他
内容説明
科学や技術を取り巻く状況が変化していくなか、研究者はどのように考え、行動すべきなのか。それらの根源となる「研究者思考」を自力で探究できるようにするのが本書である。1000件を超すプレゼン指導経験から著者が見いだした「研究の本質」について、未来ある若手研究者に向けてわかりやすい言葉で問いかけながら案内する。
目次
問い1 誰をライバルと想定して研究していますか?(学問領域細分化傾向へのアンチテーゼ)(理由1 閉じた世界に限界があるから;理由2 本質を得るには多視的アプローチが必要だから ほか)
問い2 あなたの本当の目的はなんですか?(妄信的、または無思考的個別主義へのアンチテーゼ)(普遍性をどう帯びるか)
問い3 論文を書こうと思っていませんか?(論文至上主義へのアンチテーゼ)(紙面が限られていた時代にうまれた査読というシステム;査読システムの限界 ほか)
問い4 「科学」を妄信していませんか?(科学至上主義へのアンチテーゼ)(一般的な「科学」の定義;「科学」の定義を揺るがす2つの事実 ほか)
問い5 研究者として「自分」を鍛えていますか?(本書のまとめにかえてのプロフェッショナル実践論)(「いい仕事」を成すためにどう鍛練すればよいか;「思考」を鍛える ほか)
著者等紹介
宮野公樹[ミヤノナオキ]
博士(工学)。京都大学学際融合教育研究推進センター准教授。2011~2014年には総長学事補佐、および2010~2014年には文部科学省研究振興局基礎基盤研究課ナノテクノロジー・材料開発推進室学術調査官を兼任。専門領域は、異分野融合についての学問論、大学論、および政策科学。南部陽一郎研究奨励賞、日本金属学会論文賞他多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
壱萬弐仟縁
kaizen@名古屋de朝活読書会
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