ブルーバックス<br> エピゲノムと生命―DNAだけでない「遺伝」のしくみ

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ブルーバックス
エピゲノムと生命―DNAだけでない「遺伝」のしくみ

  • 太田 邦史【著】
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  • 講談社(2013/08発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 280p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062578295
  • NDC分類 467.2
  • Cコード C0245

出版社内容情報

DNAが全く同じ一卵性双生児でも性格が異なるのはなぜか? DNAの配列を変えずに発現の仕方を操る新しい遺伝学の最前線を探る!生命のしなやかさと多元性を生み出す「DNAの偽装」。エピゲノムは同じDNAの配列を用いて柔軟で多様な表現型を生み出すしくみだ。生物はエピゲノムを獲得することで環境にしなやかに適応する力、複雑な体を作る能力、記憶や認知能力を得た。エピゲノムの世代を超えた影響や、病気との関係も明らかになってきた。遺伝の概念を覆す生命科学の最前線。(ブルーバックス・2013年8月刊)

第1章 生命をつなぐバトン
第2章 二重らせん上の暗号
第3章 遺伝子以外のDNA
第4章 偽装するDNA
第5章 DNAの変装法
第6章 飢餓ストレスとクロマチン構造
第7章 エピゲノムによる生命の制御
第8章 環境とエピジェネティクス
第9章 世代を超えたエピゲノムの継承


太田 邦史[オオタ クニヒロ]
著・文・その他

内容説明

生命のしなやかさと多元性を生み出す「DNAの偽装」。エピゲノムは同じDNAの配列を用いて柔軟で多様な表現型を生み出すしくみだ。生物はエピゲノムを獲得することで環境にしなやかに適応する力、複雑な体を作る能力、記憶や認知能力を得た。エピゲノムの世代を超えた影響や、病気との関係も明らかになってきた。遺伝の概念を覆す生命科学の最前線。

目次

第1章 生命をつなぐバトン
第2章 二重らせん上の暗号
第3章 遺伝子以外のDNA
第4章 偽装するDNA
第5章 DNAの変装法
第6章 飢餓ストレスとクロマチン構造
第7章 エピゲノムによる生命の制御
第8章 環境とエピジェネティクス
第9章 世代を超えたエピゲノムの継承

著者等紹介

太田邦史[オオタクニヒロ]
1962年東京生まれ。東京大学理学部卒業、同大学院理学系研究科生物化学専攻博士課程修了。理学博士。1991年~2006年、理化学研究所研究員、2007年から東京大学大学院総合文化研究科教授。専門は分子生物学、遺伝学、構成生物学。2006年、Invitrogen‐Nature Biotechnology賞(ベンチャー部門)、2007年、文部科学大臣表彰・科学技術賞(研究部門)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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樋口佳之

32
「スーパー色覚」を持つ人が一定数いると考えられています。スーパー色覚者とは、通常の「三色色覚」の人と異なり、「四色」を識別できるため、色の識別が繊細で、細かな色の変化がわかる人のことを言います。通常の三色色覚者では、約百万色を識別可能です。ところが、スーパー色覚者は一億色も見分けられると言います。ある研究者の推定によれば、一二パーセントの女性がスーパー色覚を持っているとのこと/へー/著者ブルーバックスへの想いを記していますが、まさにブルーバックスの王道、つまりかなりの部分とほほ感が…。本のせいではないけど2019/06/21

kaizen@名古屋de朝活読書会

29
#説明歌 ヒストンとリンカークロマチン構造化学過程エピジェネティックス2017/08/06

ばんだねいっぺい

28
エピゲノムは、もっと幅広く、皆さんが知った方がいい明るい方向へ向かえる知識だと思った。努力は人を裏切らないと思い込むのもいいと思った。2023/07/05

おりん

27
エピゲノム的形質と非遺伝的形質の違いを知りたくて読む。エピジェネティクスとは主に、DNAが巻きついているヒストンタンパクによる遺伝子発現制御と、その世代間での継承のことを言うようだが、本書では厳密に定義していない。ともかく、ヒストン修飾による遺伝子発現ならびに形質の調節のことをエピジェネティックな発現制御と言っていいということかな。感覚的な語で、あまり学術用語としては良くないように思うが。2018/09/01

優希

19
生命活動に必要不可欠な細胞について新たな論理を展開しているのが面白いですね。人のあり方を決めるのに大きな役割を果たすのはDNAですが、後天的遺伝子に対し、エピゲノムが関与すると様々な形へと変化するのが面白いですね。DNA配列に多様な表現性を見せ、大きな力を生じていきます。それは、生命のしなやかで柔軟性を持つ多元性を生じることにほかならないでしょう。エピゲノムによる影響のみならず、病気との因果関係も明らかになってきているので、今後も研究が必要ですね。今までの遺伝の概念化を新たにするのが興味深いです。2014/02/14

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