ブルーバックス<br> データで検証 地球の資源―未来はほんとうに大丈夫なのか?

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データで検証 地球の資源―未来はほんとうに大丈夫なのか?

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  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062577496
  • NDC分類 334.7
  • Cコード C0240

出版社内容情報

未来は、ほんとうに大丈夫なのだろうか? 原子力発電の蹉跌、中国・インドの巨大市場化などによって、資源枯渇への不安は、日に日に現実味を帯びてきている。現状のデータを検証しながら、未来を考える。

内容説明

2050年、世界の人口は92億人に達するだろう(国連人口部による2006年時点での推計)。転換を迫られる原子力中心のエネルギー政策、巨大市場化するインドと中国、ますます加速する低価格と大量消費。資源の枯渇は、すでに現実の問題になっている。食糧は、エネルギーは、水は、レアメタルは…最新のデータで資源の未来を検証する。

目次

第1章 エネルギーと原子力―原子力発電の夢
第2章 化石エネルギー
第3章 急伸、再生可能エネルギー
第4章 重要性増すレアメタル
第5章 食糧と飢餓
第6章 減少続く水産資源
第7章 世界の森は今
第8章 水資源の今と未来

著者等紹介

井田徹治[イダテツジ]
1959年、東京都生まれ。1983年、東京大学文学部卒業、共同通信社に入社。つくば通信部などを経て、1991年、本社科学部記者。2001年から2004年まで、ワシントン支局特派員(科学担当)。現在、編集局編集委員兼論説委員。環境と開発、エネルギーなどの問題を長く取材、気候変動に関する政府間パネル総会、気候変動枠組み条約締約国会議、ワシントン条約締約国会議、環境・開発サミット、国際捕鯨委員会総会など多くの国際会議を取材している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

牛乳MAN

4
現在ほど世界的にエネルギー問題についての議論が尽きない時代はない。原発の肯定だけを原発だけのメリットデメリットだけを見て論じるのではなくエネルギー問題全体を理解した上で、自分の意見を発信できるようになっていきたいと感じた。エネルギー問題全体の基本的な事柄を学べるかと思います。2012/01/23

takao

2
ふむ2017/06/05

19690702

1
データの中に主張が混じっている部分があるものの、数字として資源を捉えるのは今後を考える上でとても参考になりました。2012/02/19

レコバ

0
副題「未来はほんとうに大丈夫なのか?」の答えは、食料と水と森林については危機的、それに比べればという条件付きだがエネルギーと鉱物資源はなんとかなりそうというのが本書の主張。最後に日本に限った潜在力の話を希望として語っているが、当然これは読後感を意識したもので、厳しい現実にげんなりせずに前向きに問題を解決して行こうという主張と解釈しよう。2014/02/27

タイムアウト

0
地熱発電の資源量と火山の数には相関があるそう。日本の火山数は3位。2012/07/28

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