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出版社内容情報
時空と重力の基本原理である相対論と、原子と素粒子を記述する量子力学。この相容れないこの2つの原理は、統合可能なのか?量子化される時空
最先端の「時空の物理学」にチャレンジしよう
時空と重力の基本原理である相対性理論と、素粒子と原子を記述する量子力学。この2つの原理を満たす時空の理論(=量子重力理論)は、はたして可能なのか?そもそも「時空を量子化する」とは、どんなことなのか?物理学最先端の研究とその雰囲気をあえて数式を使って解説する。
物理学最大の問題の1つ、それは時空構造の追究、つまり空間と時間の構造の数理モデルを作ることです。その条件は、時空と重力の原理である「相対性理論」と素粒子・原子などのミクロな理論「量子力学」が共に成り立つことです。では、「相対論と量子力学が共に成り立つ」とはどういうことでしょうか?それが「時空の量子化」です。
第1章 相対論の世界(絶対的世界から相対的世界へ)
第2章 量子論の世界(交換できる世界から交換できない世界へ)
第3章 二重相対論(あるいは量子重力への前哨)
第4章 量子重力理論の迂回路
竹内 薫[タケウチ カオル]
著・文・その他
内容説明
時空と重力の基本原理である相対性理論と、素粒子と原子を記述する量子力学。この2つの原理を満たす時空の理論(=量子重力理論)は、はたして可能なのか?そもそも「時空を量子化する」とは、どんなことなのか?物理学最先端の研究とその雰囲気をあえて数式を使って解説する。
目次
第1章 相対論の世界(絶対的世界から相対的世界へ)(古典論のアタマを相対論のアタマに切り替える;ちよっと特殊な単位系 ほか)
第2章 量子論の世界(交換できる世界から交換できない世界へ)(量子論の特徴をいくつか;ハイゼンベルクの不確定性原理 ほか)
第3章 二重相対論(あるいは量子重力への前哨)(スナイダー理論の衝撃;真の量子重力理論を「垣間見る」ために ほか)
第4章 量子重力理論の迂回路(特殊相対論と一般相対論;レッジェ計算 ほか)
著者等紹介
竹内薫[タケウチカオル]
猫好き科学作家。1960年東京生まれ。1983年東京大学教養学部教養学科、1985年同理学部物理学科卒。マギル大学(カナダ)哲学科・物理学科修士課程を経て、1992年博士課程修了。Ph.D.(高エネルギー物理学専攻)。「たけしのコマ大数学科」(フジテレビ系)、「JAM THE WORLD」(J‐WAVE)など、テレビやラジオでも活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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