ブルーバックス<br> 水とはなにか―ミクロに見たそのふるまい (新装版)

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ブルーバックス
水とはなにか―ミクロに見たそのふるまい (新装版)

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  • サイズ 新書判/ページ数 232p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062576468
  • NDC分類 435.44
  • Cコード C0243

出版社内容情報

“ミクロに見たその驚くべき振る舞い” 固体(氷)のほうが密度が小さく、4℃で密度最大--水は非常に特殊な物質だ。各種の化学反応の場となり、生命現象を司る水の不思議を、その構造から解明する。

第1章 分子レベルでみた気体・液体・固体
第2章 水の構造をさぐる
第3章 水溶液の構造
第4章 界面と水
第5章 生体内の水
第6章 麻酔・温度・圧力
第7章 低温生物学


上平 恒[ウエダイラ ヒサシ]
著・文・その他

内容説明

水素と酸素からなる最も簡単な化合物―しかし、見かけは単純でも水は常識を超えた多様な性質を持つ。固体(氷)よりも液体(水)のほうが密度が高く、物質を溶かす能力は群を抜き、表面張力が極めて大きい。生命システムでも重要な役割を果たす「水」の不思議をさぐる。

目次

第1章 分子レベルでみた気体・液体・固体
第2章 水の構造をさぐる
第3章 水溶液の構造
第4章 界面と水
第5章 生体内の水
第6章 麻酔・温度・圧力
第7章 低温生物学

著者等紹介

上平恒[ウエダイラヒサシ]
1927年秋田県に生まれる。1950年東京工業大学化学コース卒。当時は染料溶液の研究をしていたが、ソ連の水の構造研究の権威サモイロフ氏の論文に疑問を持ったのがきっかけで同氏と文通を始め、水の研究に飛び込むこととなった。1958年に工業技術院・繊維高分子材料研究所に就職。その後、北海道大学理学部高分子学科教授。1991年に定年退官後、法政大学工学部非常勤講師を経て、現在、著述業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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kaizen@名古屋de朝活読書会

63
生命現象、化学現象、地球の現象の基本的な要素である水。 水の構成要素である、水素、酸素とともに、自然、人工物の至る所に出現する。 水抜きに、考えられるものは少ない。 分子の基本中の基本。 生体中の水、麻酔と温度、低温生物学など、生物よりの情報が特に豊富で、水が生命を支えるものであることが判る。2009/07/25

ゲオルギオ・ハーン

15
『水』研究の奥深さを思い知った面白い本でした。水の構造が中心になるため、分子レベルで見た時のモデルからスタートしていきます。特に面白かったのは、水はものを溶かす性質があり、これが水溶液が出来るポイントになるということです。その証拠に水10ccとエタノール5ccを混ぜると14.6ccになります。これはお互いに熱運動をしているからで水分子の隙間にエタノール分子が入り込むからだそうです。他にもガン細胞を凍結させて殺す治療法など最近の研究話もあり、読んでいて世界が広がる気持ちになりました。2021/03/03

オザマチ

9
一見すると地味なテーマの本ですが、化学反応・熱・食品・アルコール・生体など様々なものとのつながりが分かるように書かれています。大学に入ると量子化学や熱化学をやらされて嫌になってしまう人が多いのですが、この本にあるような視点を大事にすると楽しく学べるのかもしれません。2013/08/23

🍭

6
2009年発行、旧版は新版の30年前だそう。時期を経て再版されるだけあって内容はとても充実している。細胞生物学の本を読むにあたって躓いていた水と脂、細胞間の物質のやり取りをイメージするのに役立つように思う。特に「ミクロな水の働き」についての良い予習、復習になった。少し難しいトピックが多かったので、必要があれば何度でも読み返したい一冊。2024/03/16

蛸墨雄

6
とても興味深い内容満載で、大と勉強になる半面、なんだかなぁという単位が共通していなかったり、日本語がなんだか変な場所があったりと、科学者もやはり日本語をうまく操れないとダメなんだなぁと思ったりもしました。中で興味深かったのは水が圧力で縮まなかったら、海面が40m上昇し、陸地が5%減るという記述でした。2019/07/05

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