ブルーバックス<br> 銀河物理学入門―銀河の形成と宇宙進化の謎を解く

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ブルーバックス
銀河物理学入門―銀河の形成と宇宙進化の謎を解く

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  • サイズ 新書判/ページ数 197p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062574815
  • NDC分類 443.6
  • Cコード C0244

内容説明

宇宙誕生後まもなくして生まれた天体、それが銀河である。銀河の形成と進化の過程はまさに宇宙進化そのものの歴史である。銀河の質量、大きさ、環境を知りつくすことからブラックホールやダークマター、ダークエネルギーといった目に見えない物体の正体が浮き彫りになる。宇宙の誕生と進化がわかる宇宙の教科書。

目次

プロローグ すべては銀河の測定からはじまる
第1章 銀河を知るということ
第2章 銀河の骨格
第3章 天の川銀河の立体地図
第4章 多様な銀河と腕の構造
第5章 活動する銀河
第6章 銀河規模の星形成
第7章 銀河から見た宇宙
第8章 宇宙の果てを見た二〇世紀の天文学
エピローグ 銀河文明に向けての二一世紀

著者等紹介

祖父江義明[ソフエヨシアキ]
1943年生まれ。東京大学理学部物理学科卒、同大学大学院理学系研究科修士課程修了、理学博士。名古屋大学理学部助手、マックス・プランク電波天文学研究所客員研究員、東京大学附属東京天文台野辺山宇宙電波観測所助教授、東京大学理学部天文学教室教授を経て、2006年東京大学を定年退官。現在、鹿児島大学教授、東京大学名誉教授。日本天文学会理事長、国際天文学連合委員などを歴任。専門は、銀河天文学、電波天文学、天体物理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kazuyuki Koishikawa

3
マジェランと呼ぶことにこだわるポリシーな人だな。連星にならなければ角速度を放出して恒星になれないから連星じゃないなら必ず惑星があるというのは目からウロコだった。密度波と星の速度と衝撃波と星の生成の関係とかも分かってよかった。2017/01/04

Kazuyuki Koishikawa

3
地球太陽間の距離の測り方や、銀河の自転速度の測り方などが書いてあって面白かった。2012/10/31

卯月

1
再読、2008年刊。銀河を構成する星から、銀河の全体像、銀河の集まりである銀河団、宇宙の最期まで、重要事項を一通り説明してくれる。第一章を除けば基本的に数式ゼロなので、読むだけならサクサク読めるが、内容を全部理解するには別途勉強が要ると思う。表紙・裏表紙以外は天体写真もモノクロで、綺麗なカラー画像で見たことある図版が多いだけに、「カラーだと一目瞭然なのに!」と、かなり残念だ。カラー口絵つけて欲しい。電波観測から得られた研究成果の説明が結構多い。2012/10/07

かみーお

1
うーん。ちょーっと難しかったかな。物理学の知識がもう少しあれば、公式を見てもう少し心ときめいたかも。残念。でもまあ、飛ばし読みしても面白かったです。……結局、宇宙って凄い。2009/09/22

おりぜる@論文終わるまで読書可能時間激減

0
銀河について分かっていることを色々と紹介?してくれる本。8つの章からなり、色んな側面から銀河について説明している。各章とも短くまとまっているが、このコンパクトさが少し問題で、すごく重要なことや理解が難しいことを数行でサラッと書いてあるところが結構ある。序盤では、一般向けに分かりやすい表現で説明しようと丁寧に書こうとした形跡があるけど、その後は諦めたのか、専門用語だらけの文章が増えてきて分かりづらくなっていく。書かれていることをきちんと理解しようと思ったら、この本だけでは無理かも。あと、物理学の→2016/10/30

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