ブルーバックス<br> 遺伝子時代の基礎知識―ゲノム科学の最先端をぜんぶ見て歩く

電子版価格
¥1,144
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

ブルーバックス
遺伝子時代の基礎知識―ゲノム科学の最先端をぜんぶ見て歩く

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 302p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062574242
  • NDC分類 467.2
  • Cコード C0240

内容説明

「虫が食べると死ぬトウモロコシを、人が食べても大丈夫?」「遺伝子診断でガンや遺伝病の因子が見つかれば、生命保険に入れない?」「死んだペットをクローン技術で復活できる?」“ギモン猫”チビの素朴な突っこみに“解決”ワコさんが切りかえす対話形式で、遺伝子のしくみからクローン技術まで、知っておきたいその現状と課題をやさしく解説。ゲノム科学のすべてがわかる入門書。

目次

1部 ボクらの口に入る遺伝子(大豆やコーンの遺伝子が組み換えられているってホント?;そもそも遺伝子ってなんだろう;遺伝子組み換え作物を見にいく ほか)
2部 ボクらの「いのち」を受け継ぐ遺伝子(DNAを鑑定せよ;アフリカの「イヴ」とゴールデンハムスター;遺伝子のちがいから見えること ほか)
3部 ボクらの「からだ」をつくる遺伝子(遅れてきた双子クローン;アニマル・ファーム;トカゲのしっぽと再生医療 ほか)

著者等紹介

東嶋和子[トウジマワコ]
ジャーナリスト、元読売新聞科学部記者。1962年生まれ。筑波大学比較文化学類卒業、米国カンザス大学留学。外務省外交フォーラム外務大臣賞受賞。91年よりフリーランスで科学全般、特に生命科学、医療福祉、環境、エネルギー、科学技術分野を中心に取材、科学と社会とのかかわりを追っている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

23
#説明歌 DNA遺伝子組換クローン猫遺伝子操作再生医療2017/07/23

海星梨

1
基礎知識 #とは。古いのでまずアレな感じですけど基礎知識なのでいいかーと思いきや社会現象を取り上げる形で、遺伝子の仕組みについてはただ書いているだけといったところで残念でした。社会現象はホラ、本が古いですし……。まぁ楽には読めましたが、とはいえ、猫が語り手とか、突っ込みどころは……。2018/09/29

儚俣

1
法律、倫理、社会制度にまで拡大した遺伝子に関する現状を広く書いている。その分わかりやすいが、題名から遺伝子のみ深く知りたった人の場合は少しブルーバックスの読者層とはずれている気がする。2014/05/31

ncnr

0
物語調で取っ付きやすい。「基礎知識」というよりも、「現状」という印象。広範に知識習得を目指すものではなかったな。2012/09/08

zsn_hy

0
元読売科学部記者のジャーナリストが書いたゲノム科学の入門書。1部は遺伝子組み換え作物、2部は遺伝子で何がどうわかるのか、3部はクローンや遺伝子治療などの身近な話を中心に書かれている。実際に海外の現状を取材しに行ったり、研究者に話を聞いたりしていて興味深かった。各部の終わりには要点がまとめられていて、わかりやすかった。入門書とは銘打っているものの、原理や制度などについてはかなり詳しく書かれている。7年前の本なので多少古い内容もあるが、遺伝子にまつわる話題がかなり網羅的に載っているので入門書としていいと思った2010/07/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/430751
  • ご注意事項